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コラム

【掃除研究家が直伝】一度使うと手放せない!キッチン掃除に大活躍する「キッチン用ウエス」の作り方と活用術

おそうじペコ

掃除研究家。資格と主婦経験を活かした掃除術が好評。

【おそうじペコの"ラクして楽しむ"キッチン掃除術vol.7】主婦歴もうすぐ30年。料理も裁縫もてんで成長しないのに掃除に対する情熱だけは人一倍のおそうじペコです!日々探求し続けてきた結果、掃除研究家を名乗るようになりました。そんな掃除研究家・おそうじペコが、ラクしながら楽しく続けられるキッチン掃除術をみなさんに伝授します。

季節の変わり目、衣替えは終わりましたか? 今回は、衣替えで出た不要な衣類を活用して作る「ウエス」について、上手な作り方や活用方法をお伝えしたいと思います。

「ウエス」とは?何で作ればいいの?

「ウエス」とは、汚れやゴミなどを拭き取るいらなくなった布やタオルのことです。
一般的にお掃除用として紹介されることが多いのですが、キッチンでもさまざまな使い方をすることができます。使いはじめるとなくてはならないと思うほど、愛用してしまう便利なアイテムです。

ウエスの材料は古くなったタオルや衣類など、ハサミでカットできる布であればなんでも大丈夫です。素材は熱いものや水分を吸収する時に使う場合は綿素材のものが好ましいですが、汚れを拭き取るだけの場合は多少化学繊維が配合されている布でもかまいません。

ウエスを簡単に作るコツ

作り方は使いやすい大きさに布裁ちバサミでカットするだけ、なのですが、ちょっとしたコツを覚えておくと手早く作成できます。

1.パーツに切り分ける

古くなったシャツをサンプルに、カット方法をご紹介します。

ソデの部分と本体をカットし、さらに本体は6パーツくらいに分けてカットします。タグやボタンなど邪魔な付属品があればここでカットします。

2.半分におってから切る

カットした本体の大きいものは、一度開いてから長方形にたたみ短冊状にします。

5cm四方の正方形くらいのサイズにカットします。布を長方形に半分に折ることでカットする距離が短くなり裁断がラクにできます。ソデも同じようにカットして完成です。

3.まとめてネットにいれて保管

カットしたものは洗濯ネットなどにいれて保管しておくと便利です。ネットは目の細かいタイプの方が糸くずが散らばらないのでおすすめです。

キッチンでウエスを活用する方法

1.拭き取る

ウエスの代表的な使い方です。調理後の鍋や食器についた油汚れや食べ残しを拭き取ると食器洗いが簡単に、スポンジへの汚れ移りもなくなりストレスが軽減されます。

ソースなどの油でギトギトしているお皿もウエスひと拭きできれいに!すすぎの水も汚れないので排水口も汚れにくくなりお掃除がラクになります。水道修理業者の方によると、排水管の汚れはトイレよりもキッチン排水管汚れの方が酷いのだそうです。それだけ、油汚れや食品くずを流してしまっているということですね。

また肉や生魚を扱ったトレーや包丁を一度ウエスで拭きとってから洗うことで、スポンジへの雑菌移りが減るので衛生面でも役立ちます。

2.汁物を吸い取る

サラダのドレッシングや、汁物のわずかな飲み残しなども洗う前にウエスで吸い取ることで汚れが大分減ります。

また、カップ麺など油分を含んだスープ類はそのまま排水口に流し続けると詰まりの原因になることがあります。新聞紙などと一緒にウエスを多めにいれると吸水できます。
>>参照:「これくらい良いでしょ」が大惨事に!カップ麺の汁はトイレに流してOK?掃除のプロに聞いてみた

3.細かい場所のお掃除に

ソースや油っぽい汚れをこぼしてしまった時、台フキンで拭き取るとフキンに汚れ移りが生じます。まずはウエスでさっと汚れをとってから、拭き取るとスムーズにお掃除できます。

また、グリルや排気口など細かい場所のお手入れにも便利です。洗剤を含ませたウエスを、長めのピンセットにはさめば手や指が入りにくい狭い場所や奥の油汚れなども上手に掃除できますよ。

気軽にすぐ手に取れる場所に置いておくのがおすすめです。私は収納庫扉の内側に口の広いネットに入れてセットしています。

※使用後のウエスは自治体のルールに従ってゴミ出しをしてください。

気を付けるポイントは?

・繊維クズがちらばる

布をカットする際は細かい繊維クズが周囲にちらばります。新聞紙を広げた上や広めのテーブルの上で作業し、粘着テープをあらかじめ用意しておくと後片付けがラクです。

・熱したものには注意

鍋やフライパンなど調理直後のものに使用すると、化学繊維配合のウエスの場合溶けてしまうこともあります。ある程度冷めてから使用するようにしてください。

・単調作業を楽しくする

ウエスは一度にたくさん作っておくと便利です。大量の布をカットするのは面倒ですが、好きなドラマ配信を見ながら、音楽を聴きながらなど飽きない工夫をするとはかどります。慣れてくると、意外とウエスづくりの単調作業が癒しの時間になったりします。

大きな裁ちバサミを扱っていると指が痛くなってきますが、ハンドクリームを塗って綿手袋をして作業すると痛くなりにくくなりハンドケアもできて一石二鳥です。

ウエスをキッチン作業の中に取り入れてみよう

古い布がなかなかない、忙しくて作る時間がないという方は大容量サイズのペーパータオルなどで代用されてもよいと思います。汚れた食器をそのまま洗う習慣をなくすだけでも、さまざまな節約や環境保護につながります。 シンクや排水口も汚れないので、キッチンのお手入れもラクになりますよ。ぜひ、ウエスをキッチン作業の中に取り入れてみてくださいね!

メイン画像提供:Adobe Stock

おそうじペコ

掃除研究家。資格等「ハウスキーピングコーディネーター2級」「掃除能力検定士5級」主な著作物「暮らしを楽しむお掃除エッセンス」「魔法の1分そうじ」「お掃除やる気スイッチ」「ゆるく身につく家事のきほん」等。SNS、メディアを通じて掃除に関する情報を発信しています。日々、暮らしに役立つ掃除術について探求中。

執筆者情報

おそうじペコ

掃除研究家。資格等「ハウスキーピングコーディネーター2級」「掃除能力検定士5級」主な著作物「暮らしを楽しむお掃除エッセンス」「魔法の1分そうじ」「お掃除やる気スイッチ」「ゆるく身につく家事のきほん」等。SNS、メディアを通じて掃除に関する情報を発信しています。日々、暮らしに役立つ掃除術について探求中。

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