日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
夏野菜が美味しくなってくる時期がやってきますが、夏野菜の正しい保存方法はご存知ですか? 夏野菜は常温保存でもいい?なんて話もあるけれど、一概にそうとは言えないようです。 特にこれからは暑い日が続くので、冷蔵庫を賢く使うのが大切。今回は、最近の冷蔵庫にはたいてい用意されている「野菜室」を120%活用する夏野菜の保存法をお伝えします。
それでは、様々な夏野菜について、さらに詳細に見ていきましょう♪
基本的にナスは劣化の早い野菜です。身の水分が蒸発しやく、5℃以下で保存すると、身が縮みやすくなります。 一個ずつ新聞紙やキッチンペーパーにくるんでからポリ袋に入れて、野菜室に入れるのが理想。どうしても、一つずつまとめるのが面倒な人は、ポリ袋やビニールジッパーに、まとめて入れて保存しても3日程度持ちます。
トマトが真っ赤に熟している場合は、基本的には熟した時点で食べるのが理想です。冷やしトマトにしたい場合は、食べる直前の1~2時間ほど野菜室で冷やすのがおいしさのポイントです。まだ青みが残っていれば、常温で保存して追熟させましょう。 熟しきったトマトは、冷やし続けると香りを損なってしまいます。どうしても余ってしまったら、新聞紙やキッチンペーパーに包んで、ポリ袋に入れて野菜室で保存しましょう。
水気に弱いので、表面の水分をとってポリ袋、またはビニールジッパーに入れて、野菜室で保存します。 ピーマンはエチレンガスを吐き出して、そばにある他の野菜を傷めてしまうことがあるので、ピーマンだけでまとめて包むようにしましょう。
基本的に日持ちしないのですぐに食べるようにしましょう。キュウリは、熱にも水にも弱い野菜です。温度変化、特に低温に弱いので冷蔵室には入れないようにしてください。さらに、冷やしすぎると、キュウリに含まれるビタミンCが壊れてしまいます。 キュウリの最適な保存温度は、やや高めで10〜15℃と言われています。表面をよく拭いて、ラップやビニール袋に入れて、冷暗所に保存が理想。冷暗所が無い人は、冷やしすぎないように新聞紙かキッチンペーパーにくるんで、野菜室に保存しましょう。
ゴーヤは水気と乾燥に非常に弱く、さらに常温で保存すると、身が黄色く変色して味が落ちます。 ゴーヤは、表面の水気を拭いてから、ビニール袋に入れて野菜室へ。横にして保存するとゴーヤの凹凸から傷むので、可能な限り立てて保存しましょう。 長く保存したい場合は、中の種とわたと取り除いてから、新聞紙かキッチンペーパーに包んで野菜室に入れるとよいでしょう。
レタスは保存が効かない食材で、鮮度が落ちると苦みが強くなります。特に切ったレタスは、1~2日程度の賞味期限と考えましょう。 レタスはキャベツと同じように、芯の部分から腐りやすい食材なため、芯を素手くりぬいてから、湿ったペーパータオルで包んでから野菜室に保存するとよいですよ。
オクラは低温障害を起こしやすいため、新聞紙かキッチンペーパーに包んで、ポリ袋にいれて野菜室で保存します。 また、クックパッドで支持されているユニークな保存方法がありましたよ♪
桃は、15〜25℃の常温で保存します。食べる1~2時間前に冷蔵室で冷やして食べるようにしましょう。桃が十分に熟している場合は、新聞紙やキッチンペーパーで包んで、風通しの良い冷暗所か野菜室で保存しましょう。どうしても長く保存したいときは、ラップにくるんで冷蔵室に入れておけば、やや甘味は飛びますが、1週間程度保存が効きます。
まだ切っていないメロンも桃同様に、常温(15〜25℃)で保存します。冷蔵室で保存すると、果実が熟さず、鮮度も落ちるので、食べる直前に冷やすようにしましょう。 切ったメロンを保存したい時は、種を取り除いて、ラップで包み野菜室に保存します。
スイカも上に挙げた果実と同様に、冷やしすぎると甘味が弱くなります。まだ切っていないスイカは、風通しがよい涼しい場所で保存しましょう。カットされたスイカは、ラップをして野菜室に保存を。保存は2~3日が限界なので、切ったスイカは早めに食べるようにしましょう。
これからの季節は、きちんとした保存が重要になってきます。まとめて買った食材をダメにしてしまったら元も子もありませんよね。 買い物上手は、保存上手!この機会に、夏野菜の賢い保存方法を、是非覚えていってくださいね。
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