ダイエット中でも、1日200gの果物を食べたほうが良い理由とは？

2014年12月28日更新

クックパッドダイエットのダイエットトレーナーで管理栄養士の水谷俊江です。ダイエット中のフルーツ。「果糖は太るから夜はNGだとか、朝は浄化の時間だから果物だけを食べましょうとか聞くけれど一体どうしたら良いの？」という疑問にお答えいたします。

ダイエットモードがONでもOFFでも、フルーツは1日200gを目安に食べましょう

「毎日くだもの200グラム運動」をご存知ですか？

「毎日くだもの200グラム運動」とは、平成12年3月に文部省（現文部科学省）、厚生省（現厚生労働省）、農林水産省が決定した食生活指針で、「健康のため野菜と同様に1日に200g以上の果物を食べましょう」ということを推進する運動です。
フルーツはダイエットをサポートしてくれるビタミンや食物繊維を豊富に含みますので、ダイエット中でも1日200g位を目安に積極的に食べるのがおすすめです。

・200gって、具体的にどのくらい？

こちらの表を目安に参考にしてみてください。

こうして見るとフルーツによっては、1回ではなかなか摂りきれない量であることがお分かり頂けると思います。なるべく朝に多く摂りつつ、数回に分けて食べるのがおすすめです。

いつどんなものを食べればいいの？？

ミカンやレモンなど柑橘類

柑橘類を食べると胃酸の分泌が多くなります。胃の弱い方は空腹時に食べることは避けたほうがいいでしょう。また胸やけなどの症状があるときは、症状が治まるまでは柑橘系は避けて、りんごや柿、なし、桃などの果物を食べましょう。

パイナップルやキウイ

食後、甘いものが食べたくなった時のデザートにおすすめです。ただし、タンパク質分解酵素を持っているので、空腹時に食べると胃壁を傷つけることがあるので気をつけましょう。

リンゴ

食前に食べるのがおすすめです。リンゴを食べた後に食事をすると、十分な咀嚼をしているので満腹感が早くやってきます。もっと食べたい！という気持ちを抑えられます。

バナナ

時間がなくて朝食が食べられないという方にオススメです。もう少し余裕があればヨーグルトと一緒に食べてください。バナナとヨーグルトをレンジで少し温めると、バナナに含まれるオリゴ糖が増えるので腸内環境を整える効果もアップします。

いかがでしたか？目覚めがよくない朝など、果物の果糖は、ごはんやパンよりもスピーディーにエネルギーに変わります。自分に合うフルーツをタイミングよく食べて、ダイエットの成功を手に入れましょう。

著者：クックパッドダイエットラボ　管理栄養士：水谷俊江

クックパットダイエットでダイエット「正しく食べてやせる」ダイエット指導を行う管理栄養士の資格を持つトレーナー。美容クリニックや企業で４,000人のダイエットを支援。

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