最近では葬儀(宗教者による儀式)と告別式(お別れの儀式)を一緒に執り行うケースが一般的となっています。ご住職によるご供養、お読経の後、参列者の皆様で最後のお別れの儀を行います。
参列の準備、式場到着~焼香までの流れは大方、お通夜時と同様です。
住職によるお勤めが終了するとお別れの儀式となります。祭壇に飾られたお花を柩へ眠る故人様へと手向けます。この時、故人様へひと言声を掛けてあげましょう。きっと故人様も喜んでくれるはずですよ。
ご遺族により柩のお蓋が閉じられ喪主挨拶の後、出棺となります。式場をお柩が出るときや、霊柩車が出発する時は合掌しお見送りをします。ご遺族から、一緒に火葬場へ来てほしいと声がかかった時には都合が付くようであればお断りをせず同行するようにしましょう。
葬儀は土着文化が強い儀礼です。実は地域ごとに流れやしきたりが違ってきます。 我関せずは一番のマナー違反となりますので、その地域の慣習に倣いましょう。 お葬式は故人様やご遺族に対して敬うものです。恥じないためにも最低限のマナーには 気を付けたいものです。
新潟県生まれ。1級葬祭ディレクター(厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度)。大学在学中からマスコミ関係で働くも、火葬場を見学したことを機に20代後半に葬祭業界へ転職。以後、「葬儀は人と人との信頼が商品である」を信条とし、将来の人材育成に力を注いでいる。
駿台グループの教育精神「愛情教育」をベースに、観光業界に必要なマインド&スキルを備えた人材を育成。就職のためではなくワンランク上の、就職してからも役立つ力をつける。それがスンダイの目標です。教員は業界の第一線で活躍中のエキスパート。仕事現場の視点からの授業は迫力が十分。基礎力から専門知識・専門技術まで「本物の実力」を身に付けられるスンダイ独自の授業です。 駿台トラベル&ホテル専門学校HPはこちら