V6のいのっちこと井ノ原快彦さん、有働アナウンサーらが、社会問題から生活実用情報まで、毎日ピックアップする「あさイチ」(NHK)。主婦の皆さんが一番気になるあさイチのテーマをクックパッドがレポートします。
子どもから大人までテッパン人気を誇る洋食と言えば、オムライス。6月9日放映の「あさイチ」では、オムライスで町おこしをしているという、石川県宝達志水町が紹介されました。いのっちさんも思わず感動したその味とは?
能登半島の付け根に位置する石川県宝達志水町は、実はオムライスで町おこしをしている珍しい町です。なぜ能登でオムライス?と思った人もいるかもしれませんね。番組によれば、諸説はあるけれど、この石川県宝達志水町出身で、大阪で有名洋食店を開いた北橋茂男さんという人物が、オムライスの生みの親と言われているから。町内にある9店舗でぞれぞれ、店の特長を生かしたオリジナルのオムライスを提供して、町の活性化に励んでいるのだとか。
番組では、特に個性的な3人の店主と自慢のオムライスが紹介されました。
1人目は、お好み焼き店を営む元・Jリーガー、森川徹さん。そのオムライスは、麺とごはんをソースで炒めた「そばめし」とのマッチアップ!3つの卵を使ってふわふわに焼き上げた卵焼きをのせるのは、濃いソース味をやわらげ、味にコクを出すためなのだとか。
次に登場したのは、リーゼントの寿司職人・川端慎二さん。そのオムライスは、酢飯に焼いたノドグロやカニ、エビなど、さりげなくゴージャスな食材を混ぜたものをオムレツでくるむという、ちらし寿司オムライス。ほぐした魚の身を焼いた直後に酢飯に合わせるのがコツ。もちろん、ノドグロやカニでなく、ホッケ、さば、サンマ、サワラなどでも美味しいそうです。
最後は、大阪出身のカフェ店長・渡邉有美子さん。有美子さんのオムライスは地元名産の宝達葛(ほうだつくず)をトロミ付けとして使った、つややかな光沢感のあるソースがポイント。その自慢の味とルックスは、高級レストランのオムライスを連想させるほど。スタジオで試食したいのっちさんも、あまりの美味しさに「どんどん食べられる」と大絶賛していましたよ。
いかがでしたか?どれも意外に簡単で、家でマネできそうなアイディアばかりでしたね。気になったオムライスがあったら、ぜひみなさんも作ってみてください。(TEXT:森智子)