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「すりながし」というメニューをご存知ですか? 「すりながし」とは、野菜や豆腐、魚介類などをすり鉢ですり、かつおだしや昆布だしなどで伸ばして調味したものです。 いま、その「すりながし」がにわかに注目を集めているのです。
すりながしとは、野菜や豆腐などをすりつぶしたものをだしで伸ばして、塩、醤油や味噌などで調味した、いわゆる和風ポタージュのことです。
実は先日、東京の空の玄関口、羽田空港の和食専門店「Hitoshinaya」内に、「すりながし」専門店が、オープンしたのです。
「すりながし」だけを提供するお店なんて…!ということで、お店の方に、すりながしについて色々と教えて頂きました。
「店では、提供する料理をすりながし一品に絞っています。 現在、アスパラガス、じゃがいも、そしてなすのすり流しを提供しています(2014.8月末まで)。 特に人気なのはアスパラのすりながしです」 と答えてくれたのはHitoshinayaすりながし店の長友さん。
気になるその味付けは、宗田節、あじ、まぐろ節、昆布などの出汁を用いるという徹底したこだわりです。
「すりながしの魅力は、季節の野菜をまるごと美味しく食べられることです。また、魚介由来のだしに豊富に含まれるアミノ酸は、美容や健康にも良いのも嬉しいポイントだと思います」
うーんこれは早速食べたくなってきましたね。
長友さんに、自宅で作るすりながしは何が良いか聞いたところ、この時期は「トマトでは?」とのこと。
すりながしの基本は、野菜をすり鉢でする、あるいはミキサーにかけて、だし汁で割るというシンプルなもの。 温めても冷やしても美味しく、更に、食感がとろとろしていて胃に優しいので、食欲がなかったり、胃が弱っている夏バテの方にもピッタリのメニュー。
猛暑日が続く毎日、ぜひ食してみたいものですね。すぐに作れそうなレシピを探してみましたよ。
8月も終盤ですが、まだまだ暑い日は続きます。さぁ、この残暑を「すりながし」で乗り切りましょう。
今年の夏、羽田空港内にオープンした、一品和食のお店。あさごはん、ひとはち、すりながしの専門店が1つの軒下に集まり、一品料理を楽しめる。どのお店も、だしにこだわっているとのこと。
【営業時間】5:30~20:00 (あさごはん 5:30~20:00 L.O19:30 / ひとはち 10:30~19:30 L.O19:00 / すりながし 10:30~19:30 L.O19:00)
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