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自分で操縦できない自律神経を、調整してくれる「食べ物」って?

新しいことが始まる春は、生活リズムが変わって自律神経がゆらぎがちに。自分では大丈夫と思っていても、頑張り過ぎて自律神経のバランスを崩すことが多い季節です。自分でコントロールはできないまでも、食べる物で自律神経を調整することができるってご存知ですか?

まずは自律神経のこと。簡単にざくっと説明いたします!

皆さんご存知「運動神経」は、自分の意志で骨格筋を収縮させます。一方「自律神経」は、心臓の筋肉やホルモンの分泌、臓器担当。運動神経と大きく違う点は「自分の意志で動かせない」こと。無意識に自動で調節されている神経が、自律神経なのです。

自律神経はアクセルの役割をする「交感神経」と、ブレーキの役割の「副交感神経」に分けられます。交感神経が優位の時は、戦闘態勢。興奮状態。心臓バクバク緊張モード。副交感神経が優位の時はゆっくり休養リラックスモードといえます。

活発に動いてエネルギーを消耗している時は、交感神経が優位になりますが、食べ物の消化活動だけは、副交感神経が優位の時に働いています。

健康な体は、交感神経と副交感神経のバランスの上に立っています。しかし、どちらかだけがずっと優位な状態が続くと、自分の意思とは裏腹に自律神経失調症といって、頭痛やめまい、どうきや胃腸障害などの体の不調が現れます。

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