便利な「さば缶」。実は栄養満点でカラダに良い神のような缶詰なんです。カラダに良いとは知っていてもなかなか魚を調理するのが面倒な方、コンビ二食が多い方必見です!そんなお悩み一挙解決。「さば缶」の魅力を管理栄養士が解説します。
魚の脂肪であるDHAやEPAには血液サラサラ効果、免疫力の向上やアレルギー抑制作用、人への攻撃性を抑える効果。つまりキレる気持ちの抑制効果が有ると報告されています。
しかしこのDHA・EPAは光や酸素で酸化しやすいため劣化しやすいことが難点です。その点さば缶は長期保存でもDHA・EPAが劣化しません!
ダイエットの時も十分に摂りたい、たんぱく質やビタミン・ミネラル。サバのたんぱく質はアミノ酸がバランスよく含まれているので体への吸収が良いのです。
また不足すると疲れやすくなったり、太りやすくなるビタミンB群や、若返りのビタミンEも豊富です。
さば缶ひと缶には牛乳コップ約1.5杯分のカルシウムが入っています。高圧加工なので骨までやわらか。
さば缶ひと缶(約100g)で1日に必要なDHA・EPA、たんぱく質、ビタミンB群、ビタミンE、カルシウムの約1/3を補うことができます。
魚の缶詰めは「水煮」「味噌煮」「醤油煮」「オイル漬け」などが販売されています。味によって成分も変わってきます。味噌煮は甘く味付けされているので炭水化物がグンと増えるのでご注意を。
またさばは水揚げされた時期によって栄養価が大きく変わります。秋冬のさばは脂がのっているので、春夏のさばの水煮の方が低カロリーなんです。