日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
ストックしてあると便利なモノと言えば、トマト缶。生のトマトを買うよりも安いのに、1缶に生トマトが6~8個分入っているという優れモノ。トマト缶というとパスタやスープなど洋食のイメージが強いですが、実は和風にもアレンジできるってご存知でしたか?今回は、トマト缶の活用の幅を広げるレシピをご紹介したいと思います。
3月11日放映の「moco’sキッチン」をご覧になった方はいらっしゃいますか? 今回のテーマは、どの家にもストックがあるお助け食材「トマト缶」。もこみちさんが作ったのは、トマト味の煮物でした。トマト缶で煮物?と驚いた方もいらっしゃると思いますが、実はトマト缶は、うまみ成分であるグルタミン酸が生のトマトの2倍も含まれている優秀食材。このうま味成分であるグルタミン酸は、昆布にも入っていることで有名。煮物にトマト缶を使うことで、和食のベースになる昆布と同じ役目を果たしてくれるというわけなんですね。もこみちさんもじっくりと煮込むとき、トマトの水煮缶を使っていますよ。早速、レシピを見てみましょう。
まずは食べやすい大きさに切った豚肩ロースを、油を引いたフライパンで、両面こんがりと焼いてうま味を閉じ込めます。さらに2cmのくし切りにした玉ねぎ、薄切りにしたにんにくを加えて、塩コショウをしたら、トマトの水煮を入れます。赤ワイン、しょうゆ、ダシ汁にローリエを入れたらフタをして、中火でコトコト煮ること約30分。仕上げにゴマ油を回しかけて、カイワレを添え黒ゴマをトッピングしたら完成!
トマトが昆布の役目を果たした優しい味わいの煮物は、もこみちさんいわくゴマ油の香ばしい香りもポイントに。白いごはんにピッタリのおかずになりましたね。せっかくなので他にもトマト缶を和風にアレンジしたレシピはないのか?クックパッドで探してみましたよ。
うま味がたっぷり詰まったトマト缶は、実はどんなレシピにも活用できる家計の強い味方。洋風から和風まで、いろいろとアレンジしてみてくださいね。 (TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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