世界の家庭料理を旅しよう！世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeの世界各国の食卓を巡る連載。今回は、川崎にお住まいのマレーシア人タワマニーさんに、マレーシアのお祝い時に食べると言われる「ナシ・トマト」と「アヤム・マサ・メラ」を作っていただきました！
まずは「ナシ・トマト」。「ナシ」は「ご飯」という意味なので、直訳すると「トマトご飯」。沢山のスパイスで味付けしたトマトソースで作る、マレーシア流炊き込みご飯です。
細かく切ったタマネギを、きつね色になるまでじっくり炒めます。
そこへ、マレーシアならではのハーブやスパイスを手際良く炒め、トマトソースを投入。
炒め終わったら、ご飯の入っているジャーへ入れ、混ぜ合わせます。
さらに、牛乳も加えます。
まさに南国のご飯のような姿になっていきます！
ちなみに、「ナシ・トマト」は、日本で言うお赤飯のような存在のお祝いご飯なんだそうですよ。
そんなタワマニーさんに、マレーシア料理ってどんなもの？と聞いてみました。
タワマニーさんによると、マレーシアはマレー・中国・インドが混ざり合った独特の混合文化を持つ国。熱帯の東南アジアの雰囲気を持ちながらも、地域によっては漢字の看板を見ることも少なくないのだとか。その混合文化の上に成り立ったマレーシア料理は、伝統的なマレー料理に、東南アジアのスパイシーさ、中華料理の甘さ、コクなどが複雑にミックスされた味のようです。
「ナシ・トマト」を炊飯ジャーにセットしたら、次はメインの「アヤム・マサ・メラ」に取りかかります。アヤムは「鶏」、メラは「赤」という意味で、赤には「おめでたい」という意味もあるそう、お祝い事のときに「ナシ・トマト」と一緒に振る舞われるそうです。
ターメリックパウダーで鶏肉の下準備をしたら、またもやスパイスを調合していきます。東南アジアやインドの料理は、何と言っても調理中のスパイスの香りがたまりません！
食欲をダイレクトの刺激されるこの香りが味わえるのも、台所に入れちゃうキッチハイク体験の醍醐味ですね！
残りの2品「羊と豆のカレー」「パイナップルサラダ」も手際良く作ってくださいました。
マレーシアのお祝いご飯「ナシ・トマト」が炊きあがり、メイン料理の鶏肉「アヤム・マサ・メラ」も良い香りは放ちながら、お皿に盛りつけられます。
全ての調理が終わり、タワマニーさんが食卓に運んでくれます。赤、緑、黄色、ピンク……なんともカラフルで華やかな食卓に座り、マレーシア料理、いただきます！
アヤム・マサ・メラは、とても辛そうな見た目なのですが、一口食べたみたところ、想像以上にマイルドな味付けに驚きました！辛さが苦手な人でも、気にせず美味しく食べられます。
羊と豆のカレーは、これまたスパイスで羊の臭みが綺麗になくなり、とろみのある豆のスープとベストマッチ。ほかほかのナシ・トマトはそれだけで食べても美味しいけれど、やはりおかずとの相性が最高です。パイナップルサラダは、少し酸っぱいソースとフルーツの甘さが新鮮な一品。熱帯地方では、フルーツをサラダにすることも多いとの事ですが、これを食べれば納得です。 甘さ、辛さ、酸味などの絶妙なバランスがとれたマレーシア料理、ご家庭でも、ぜひ試してみてくださいね！
世界中の食卓で料理をつくる人（COOK）と食べる人（HIKER）をマッチングするWebサービス。現在28ヶ国500以上のメニューを公開。KitchHikeマガジンやFacebookでおいしい情報を発信中！
https://kitchhike.com
旅行者を自宅に招いて料理をふるまうCOOKになってみませんか？外国人と交流する機会に。独立開業前のトライアルや、ちょっとしたお小遣い稼ぎにも。身につけた料理の腕前、披露するチャンスがここにあります。
旅先や海外の家庭料理を食べて現地の人と交流してみたい人は、HIKERになってみませんか？食文化は暮らしの真ん中。海外はもちろん、日本に住む外国人COOKたちもあなたの訪問をお待ちしています。
カフェ風レシピ
ランチ
コラム
作りおきレシピ
トレンド
メインおかず
朝ごはん
朝ごはん
メインおかず
トレンド
トレンド
コラム
メインおかず
コラム
コラム
副菜レシピ
スイーツ
メインおかず
コラム
トレンド
裏ワザ
裏ワザ
インタビュー
コラム
コラム
コラム
お弁当レシピ
メインおかず
トレンド
コラム
副菜レシピ
健康レシピ
作りおきレシピ
メインおかず
メインおかず
トレンド
コラム
コラム
コラム
コラム
メインおかず
ごはんもの・麺類
副菜レシピ
コラム
副菜レシピ
コラム
本
コラム
コラム
本
