日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
クックパッドのポッドキャスト番組「ぼくらはみんな食べている」。第三回・第四回のゲスト、平野レミさんの書籍『平野レミの自炊ごはん せっかちなわたしが毎日作っている72品』から、レミさんの”時間がないときの切り札レシピ”をご紹介します。
夫の和田さんがいなくなった後、未亡人となったレミさん。自分のために作るようになった「味望人(味を望むすべての人)レシピ」を集めた『平野レミの自炊ごはん せっかちなわたしが毎日作っている72品』が発売されました。
自分のために好きに作れる自炊には、決まりごとが一切ないと言いきるレミさん。今回のレシピ本で紹介されている72品のレシピは、レミさんと同じ味望人の方たちがうれしいレシピが盛りだくさんです。
1人分のごはんを作るのにあまり時間はかけたくないけど、栄養はしっかり摂れておいしいものが食べたい。
そんな方におすすめなのが、1品でも満足できる”かける、混ぜる、炒めるだけ”レシピ。 今回はその中から、混ぜるだけのエスニックな納豆ごはんをご紹介します。
A
納豆…1パック
ナンプラー…小さじ1/2~
ミニトマト(四つ割り)…3個
香菜(ざく切り)…適量
卵…1個
ご飯…200g
1.Aを混ぜる。
2. 器にご飯をよそい1をかけ、卵を割り落とす。よく混ぜてふわふわにして食べる。
失敗をすると「探求心」が湧いてくるというレミさん。レミさんがゲストの回の「ぼくらはみんな食べている」では、「最近何か探求したものはありましたか?」と聞かれた際、「最近は新しい料理本を作ることに力を入れてたの」と語っています。
「(料理を)失敗しても諦めないね。私は失敗したら『なんでこうなるの?』と思って探求心が湧いちゃうの。料理は「なぜ?どうして?」という気持ちを持つことでどんどん上手になるのよね」
自分のためにだけ料理を作ると考えると、つい「めんどくさい」という気持ちになります。レミさんも書籍の中で、「自炊が面倒な理由ばかり浮かんでくる」と話しています。
しかし一方で、自分のためだけに料理を作れるということは、自分が自分のために好きなものと作れるということ。レミさんがおすすめするように、「自炊=パラダイス」と考えると、毎日の自炊がだんだん楽しくなってくるかもしれません。
「あんまり自炊をしてこなかった人でも全然ヘーキ! 切って混ぜるだけ、フライパンで焼くだけで作れちゃうんだから、自由にレパートリーを広げていってちょうだいね。とにかく全部かんたんなものだから、みんなでお料理作りましょ!!」
レミさんと同世代の皆さんはもちろん、料理経験の少ない独身の人も、家族ご飯を毎日作るシュフにとっても、レミ流の明るいキッチン術を学べますよ!
(撮影:邑口京一郎、TEXT:山田かほり)
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料理愛好家、シャンソン歌手。家庭料理を作り続けた経験を活かし、料理愛好家として活躍。「シェフ料理」ならぬ「シュフ料理」をモットーに、テレビ・雑誌等を通じて数々のアイデア料理を発信。レミパンやジップロンなどのキッチングッズの開発も行う。エッセイ「おいしい子育て」は、第9回 料理レシピ本大賞のエッセイ賞を受賞。著書は50冊以上。新刊の「平野レミの自炊ごはん」がダイヤモンド社より好評発売中。
X: @remi_hirano
Instagram: @remy_kitchen
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