新感覚のスイーツに変身！2024年大注目の野菜は「とうもろこし」

古くから日本人の生活になじみのある野菜、とうもろこし。近年、そのとうもろこしに変化が訪れています。

品種改良によって糖度を上げた品種や、色も黄色だけでなく、白や赤といったバリエーションが増えているんです。

品種改良され糖度が増したとうもろこし・ピュアホワイト。

このように、昔ながらの野菜が品種の多様化によって爆発的ブームとなった例に、さつまいもがあります。ほくほく・ねっとりなど食感や甘みの違う品種が続々登場し、最近は食味や甘さのチャート表なども野菜売り場でみられるようになりました。

それとともに、さつまいもはスイーツの材料としても注目され、コンビニエンスストアのスイーツやコーヒーチェーンのドリンクメニューに、さつまいもを使ったものが多数登場することとなりました。

この傾向を考えると、近い将来、とうもろこしを使ったスイーツが日本で流行るかもしれないのです。

近ごろ、流行の発信地としてさまざまなブームを生み出している韓国では、とうもろこしが日本より身近な存在だそう。また既にとうもろこしを使ったスイーツも開発され、カフェで人気だそう。

韓国でのとうもろこしの人気やスイーツについて、韓国グルメ・トラベルライターのyuukaさんに聞きました。

yuukaさん:「日本のとうもろこしと韓国のとうもろこしは少し種類が異なります。日本と比べても、より日常的に食べるものというイメージです」

日本よりもとうもろこしが身近な野菜だということがうかがえますが、どう調理されているのでしょうか？

yuukaさん:「とうもろこしのシーズンが来ると、道端の路面店で蒸したとうもろこしを売っていたり、シーズン外も焼きとうもろこしが販売されています。とうもろこしのチヂミが有名で、またおいしすぎてやみつきになるという『麻薬とうもろこし』を自宅や屋台で楽しむ人も多いです」

韓国の路面店で売られている蒸しとうもろこし。

「麻薬とうもろこし」はバターや砂糖、マヨネーズを混ぜたソースで茹でとうもろこしの表面をキャラメリゼして、粉チーズをかけたものだそう。甘さと塩気の組み合わせ……やみつきになる予感がします！

yuukaさん:「あとは日本人にも人気ですが、とうもろこしのひげ茶やスナック菓子、最近はかき氷やパフェなどスイーツにまでとうもろこしがのったものも出てきました！優しい甘味のコーンパンなども定番の人気メニューですね」

かき氷やパフェは、今後日本にも進出してきそうです。

韓国で人気のとうもろこしスイーツといえば「コーンラテ」もその一つ。韓国でとうもろこしが有名な地域・江原道のカフェの名物になっています。また、有名カフェチェーン店「TOM N TOMS COFFEE」や「ediya coffee」で販売されていたことも。

実は、日本にもコーンラテを楽しめる専門店があるんです！「My latte ？」では、北海道産とうもろこし100%使用した濃厚ラテを味わえます。

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こうしたとうもろこしスイーツ専門店が、今後増えていきそうな予感です。

クックパッドにも、とうもろこしを使ったスイーツやラテのレシピが投稿されています。とうもろこしスイーツが気になったら、まずはこちらのレシピでおいしさを確かめてみてはいかがでしょうか？

さつまいもに続き、爆発的ブームが期待される野菜・とうもろこし。これからどんなスイーツが登場するのか、楽しみですね！

（TEXT：菱路子）

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