世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeの世界各国の食卓を巡る連載。今回は神奈川県の鶴見にお住まいのベトナム人チャウさんに、本格ベトナム家庭料理を作ってもらいました!
世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeです! 旅先や日本に住んでいる外国人の食卓を訪ねて、世界中の家庭料理を取材してきた模様を臨場感たっぷりにお届けいたします。
第34回目は、神奈川県の鶴見で食べられる本格ベトナム料理!
今回初めてkitchHikeに参加した翔子といいます。たくさんのCOOKの方たちの中から、友人と相談して、鶴見にお住まいのベトナム料理のチャウ・グェンさんに申し込んでみました!
ベトナムに行ったことはないけれど、ベトナム料理は辛すぎず美味しいという印象があったこと、それにホームページに掲載されているお料理の写真がどれもとっても美味しそうだったからです。7種類のお料理から2つメインを選ぶということで、迷いながら肉団子麺 (bun cha) と揚げ春巻き (nem ran) をお願いしました。
当日は早めにお邪魔して作るのをお手伝いさせてもらうことにしました。
そして当日。 出迎えてくれたチャウさんは、笑顔がとってもチャーミングで日本語堪能な女性。しかも、日本でバイオテクノロジーの博士課程を専攻しているという、才媛でした!チャウさんは肉団子麺、揚げ春巻きの他に、ローリングライスケーキとトウモロコシのデザートを同時並行で準備中。てきぱきとした姿に一同感動を覚えました。旦那さんは、これまた優しい方で、温かいお茶を入れてくださいました。
ベトナム料理というと、フォーと生春巻き、あとベトナムコーヒーがまず浮かびます。とても美味しい印象ですが、他の料理は残念ながらあまり日本のお店では提供されていないのかも。
まず私はナンプラーとニョクマムの区別がついていなかったのですが、タイではナンプラー、ベトナムではニョクマムを使うということです。あと、チャウさんは、日本では売られていない調味料や野菜 (ベトナムの野菜は日本の野菜より小さめですが、風味が良かったり、種類も豊富だそう) などの食材をベトナムから定期的に買って来るそう。
麺と一緒に食べる肉団子や焼肉は、豚肉を使っていました。ベトナムでは牛肉も鶏肉も食べるけれど、豚肉を使うことが多いそうです。またベトナムには川が多いので、魚は川魚を食べるとのこと。日本のスーパーで売っている海の魚を見ても、調理方法がわからないとおっしゃっていました 。
実は、チャウさん、ベトナム料理はご両親に教わったというよりは、日本に来てから、ご自分で料理の勉強をされたそうです。日本語も日本に来てから学んだそう。努力家のお人柄が伝わります。