1日の終わりに「おつかれさま」の意味を込めて飲みたいのは、やっぱりお酒。日に日に寒くなってくるこの季節は、温かいお酒で心も体も暖まりたいものです。今年も本格的な冬を迎えるその前に、ビールやワイン、カクテルなどなど。さまざまなホットアルコールのレシピをご紹介します!
ホットアルコール飲料は、去年の冬からにわかに流行り出した新しい飲酒スタイル。飲料メーカーが熱燗や焼酎のお湯割りになじみのない若者や女性向けに「ホットビール」や「ホットワイン」などの新商品を続々とリリースしたことで注目を集めました。
しかしヨーロッパでは古くから馴染みのある飲み物だったようです。日中もあまり日が当たらず、長い雨が続きがちな土地はとにかく寒い、寒い。
ドイツやフランス、ベルギーなどでは日本の熱燗と同じくらいに、バーやパブでは「ホットビール」が一般的。さらに「ホットワイン」はクリスマス時期に欠かせない飲み物で専用の屋台も出るとか。アイルランドには風邪の時、「ホットウィスキー」を飲めば治るなんていう風習もあるそうです。それぐらいに“体を温める”飲み物として定着しているのですね。
体が温まり、女性の大敵「冷え性」にも効果的なのはもちろんですが、いろいろなアレンジが楽しめるのもホットアルコール飲料の面白いところ。お気に入りのお酒にリキュールをたらしたり、ショウガやシナモンなどのスパイスを入れたり、砂糖やハチミツで甘味を加えたりするなど、アナタ好みの味をとことん追求してみてはいかがでしょうか?
いかがでしたでしょうか?温めることで味は深まり、香りは引き立ち、その変化も楽しいホットアルコール飲料。ぜひ、この冬はいろいろと試してみながら、自分だけのとっておきのホットアルコール飲料を見つけてください。(TEXT:中本タカシ/ライツ)