10月12日放映の「秘密のケンミンショー」(日本テレビ系)は、「祝10周年!全てのケンミンに感謝を込めて!秋の超豪華3時間特大カミングアウトSP!!」でした。今回は10周年スペシャルということで、京都フミン熱愛の「ステーキ丼」をはじめ、「ケンミン伝説ウソ?本当?」、「秘密のOSAKA」、「もんたの倹約ケンミングランプリ2017」など豪華なラインナップ!さっそくリポートを開始します。
ケンミンショーではこれまで全国ケンミンの元を訪ね、様々な秘密のグルメを暴いてきましたが、実は10年間で一度もフィーチャーされたことがなかったグルメがあります。それは1日を元気にスタートさせるために大切な原動力である「朝ご飯」。そこで今回は、ケンミンスターの朝ご飯を徹底調査!「全国秘密の朝ご飯祭り」と題して、スタジオのケンミンスターが、県外不出のご当地定番朝ご飯を紹介しました。
最初に紹介されたのは、青森県。ケンミン定番の朝ご飯は、「元祖コムラのなんばんみそ」。青森のケンミンスター・木野花さんいわく、家にあるちょっとした野菜を炒めて味噌をからめたもの。白いご飯が何杯でも食べられる美味しさだそうです。
「おみ漬け納豆」とは、青菜を細かく刻んで大根やにんじんを入れた漬け物に、納豆を加えたもの。菊の味噌汁も、山形ケンミンには定番の朝ご飯。ほのかに甘くて苦い菊がサッパリしていて、ご飯が進むそうですよ。
「かつお節味噌」はその名の通り、かつお節を味噌を混ぜただけのもの。群馬ケンミンスターの中山秀征さんによれば、これは市販されているものではなく、それぞれの家庭によって味が違うもの。ご飯にのせて食べても、味噌汁にしても絶品なのだとか。試食をした杉本彩さんも、「こんなに地味なのに、想像以上にビックリの美味しさ」と大絶賛していましたよ。
富山ケンミン熱愛の朝食は、おなじみのとろろを使ったレシピ。とろろには白と黒があり、たっぷりとご飯の上にトッピング。醤油をかけずにそのままいただくのが、富山ケンミン流です。
喫茶店文化が根強く残る大阪では、3つ切りや4つ切りにカットした分厚いトーストが朝食の定番。バターと砂糖だけのせていただくのが、大阪フミンテッパンの食べ方だそうです。
京都フミン熱愛の朝ご飯である「志津屋のカルネ」は、ハムと玉ねぎをはだんだパン。シンプルな味わいだからこそ、毎日でも飽きずに食べられるのだとか。軽くトースターで温めると、より美味しさアップ!
厚切りの神戸牛を、醤油と砂糖、水あめで甘辛く味付けしたもの。生姜入りで、濃厚なのにサッパリ!白いご飯がモリモリ食べられる人気の朝ご飯の友だそう。
次長課長の井上聡さんがとにかく大好きで、8万本は食べているという?自慢の朝ご飯。パンにバナナクリームがギッシリ詰まっていて、食べ応えバッチリ!
「梅豆腐」とは、梅干しとシソに漬けた豆腐。久万高原の伝統的な保存食で、ピンクのキレイな色と酸っぱみが特徴。発酵したチーズのような食感が絶品です。
現地では「納豆みそ」を呼ばれることもある「もろみ納豆」は、大豆と昆布と生姜に味噌を合わせたもの。納豆独特のネバネバや匂いもなく、長崎ケンミンスター草野仁さんが「ご飯泥棒」というぐらい、ご飯が進みまくってしょうがないおかずなのだとか。
「クロメ」は海藻の一種。分厚いものを細切りにして冷蔵庫に保存し、味噌汁に入れて食べるというのがテッパン。大分ケンミンは、このネバネバした「クロメ」を納豆の代わりに食べることも多いそうですよ。
豚肉を味噌や砂糖で味付けしたもので、白いご飯にのせて食べるのはもちろんのこと、おにぎりの具にしても絶品!つくりおきしておくと、忙しい朝に大助かりですね。
最後に登場したのは、沖縄の朝ご飯です。ポークは、おなじみの「スパム」。塩味が効いているのでそのままこんがり焼けばOK。お好みでケチャップをかけたりしても美味しい♪「具だくさんの味噌汁」もユニークです。具として野菜やポークが入っているだけでなく、半熟卵をインするのも沖縄流。これ一杯でお腹がいっぱいになりそう。
いかがでしたか?どれも美味しそうな朝ご飯ばかりでしたね。マンネリ化しやすい朝ご飯ですが、今回ご紹介したものをひとつづつ試していくだけでもバリエが広がりそう。さっそく明日の朝から試してみてください。(TEXT:森智子)