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今、ツイッター上で人気ワードとして急上昇している「ミルメーク」。その名前を初めて聞いた人もいるのではないでしょうか。地域によっては学校給食のお楽しみとして子どもたちに不動の人気を得ていた「ミルメーク」とは一体……。
ミルメークとは名古屋市にある、大島食品工業株式会社が製造している商品です。「牛乳をよりおいしく飲んでもらいたい」という思いから、昭和42年に生まれた牛乳用調味料です。混ぜるだけでコーヒー味やいちご味になり、牛乳が苦手な子どもでもミルメークを加えると飲めるようになると人気に火がつき、学校給食を中心に広く採用されました。当初は粉末タイプのみでしたが、テトラパック型牛乳の普及にともなって、ストローの差し込み口からも注入できる液体タイプも開発されました。現在ではフレーバーの数も増え、平成5年からは家庭用商品も発売され、大手スーパーや100円ショップでも買えるそうです。
全国区だと思っていたミルメークの認知度ですが、学校給食に採用されていたかどうかで地域によって大きな差があるようです。都道府県単位ではくくれない細かい地域差が話題になってた要因のようです。また、液体タイプの発売が昭和53年のため、粉末派と液体派という世代間ギップも見過ごせません。
牛乳瓶に粉末ミルメークを入れる場合、ひと口飲んでからそっと混ぜないと牛乳が溢れてしまうというあるあるネタが、学校給食の懐かしい思い出として語られていますが、そもそもミルメークを知らない人は蚊帳の外ですね。友達や会社の同僚に聞いてみるとさまざまな反応があって面白いですよ。
クックパッド上で「ミルメーク」を検索をしてみると、ヒット数は93品(2013年12月18日時点)。牛乳に混ぜるだけではあきたらず、ゼリーにクッキーにと大活躍しています。コーヒーゼリーやメロンパンなどフレーバーを生かしたレシピが多数あります。手軽に味を加えることができるのはミルメークの魅力ですね。まずは店頭でミルメークを探してみて、もし見つかったら挑戦してみてください。
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