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意外な落とし穴!“うっかり外食”を減らして、増税分の負担を節約しよう

増税後に家計をどう切り盛りしていくかは、任された者の腕の見せ所でもあります。食材を安いものにしたり、照明をひとつ消してみたり…どこを切り詰めようかと頭を悩ませているのでは? でも実は、まだみなさんが気付かずに浪費している大きな落とし穴があるのです。

増税後の家計を思うと、頭をよぎるのが節約。少しでも安い食材を求めてスーパーをはしごしたり、電気をこまめに消したり、水道の水を細〜くしてみたり。これ以上何を削れば…と頭を悩ませている人も多いかと思います。でも、本当に削らなくてはいけないのは、外食。それもあらかじめ予定していた外食ではなく、外出先で「疲れたから…」「帰りが遅くなってしまったから…」そんな理由で“うっかり”することになった外食です。実はこの“うっかり外食”が、じわじわと家計を圧迫しているという事実にお気づきですか?

節約アドバイザーの丸山晴美さんにうかがったところ、うっかり外食を減らすポイントは2つ。

炊飯タイマーをセットして絶対帰宅!!

夕飯の支度をなにもしてない状態で出かけると、外出先で食べて帰る流れになりやすいのが、お米が用意されているだけで「帰って食べるか」という心理が働くのだそう。これには思い当たる節はありませんか? 炭水化物があればあとはおかずを用意するだけなので気持ちがぐっとラクになりますよね。それにお米は炊きあがるまでに時間がかかるので、すでに準備されていれば支度もスムーズに。これからは、なにはともあれ炊飯器のタイマーをセットしてから出かける習慣をつけましょう!

炒め物を10品作れるようにする!!

外出で疲れたあとに献立を考えて、レシピを見て調理…と考えると、つい外食に心がなびいてしまうのも仕方のないこと。これは簡単に作れるメニューのバリエーションを増やすことで回避できます。おすすめは、炒め物。材料を切って炒めるだけのシンプルな行程なら、帰宅した後に調理するのもそんなに億劫でなくなるはず。買い物に行かずとも常備食材でできるレシピをいくつか覚えておくと、いざという時にも使え、気持ちにも余裕が生まれますよ。

クックパッドには炒め物をはじめ、常備食材で簡単に作れるレシピが充実。ここぞという時のお助けメニューを見つけてください!




増税によって家計にのしかかる負担は月々5,000〜10,000円と言われており、これは1回の外食を減らすことで節約できる金額でもあります。ただし、家族が笑顔になるような外食の時間は大切にしたいもの。やみくもに節約を唱えるのではなく、計画的な外食はOKだけれど、予定外のうっかり外食をなくすというスタンスが、無理なく節約を続けられる秘訣かもしれませんね。

取材協力

丸山晴美さん

旅行会社、コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー。食費はもちろん生活全般の節約術・ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなど様々なメディアで活動中。 公式ホームページ「らくらく節約生活」はこちら>>

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