今日も疲れて深夜帰宅…。晩ご飯もろくに食べられなかったし夜食をちょっと食べたい。食べさせてあげたい。でも、夜食はあまりよくないと聞くし…。 自分自身の夜食のみならず、夫や子供が仕事や塾などで帰宅が遅くなったら、迷わず出してあげたいメニューをご紹介。夜食選びのヒントを、RAWFOODアドバイザー/ホリスティック医療カウンセラー栗原彩さんに教えていただきました。
夕食は、理想的なのは起床から12時間後くらい、せめて21時には食べたいもの。でもそうもいかない時、どんなことに気をつけたらいいのでしょう?糖質やたんぱく質、脂質などの代謝に関与するホルモンは、規則正しい時間帯の食事によって生産リズムを形成します。食事のあと活動量のない(代謝に使われない)夜の時間は、摂取したカロリーがそのまま脂肪として蓄積されてしまいます。健康や美容のためには、あまり夜食が定着しないよう心がけ、仮に夜食が必要でも、時間に応じて量を減らしたり消化の早い食品を選んだりする工夫が必要なのです。
そうは言っても、現代人の生活では夜遅くに食べることもありますよね。そんなとき、夜食では生のものから順番にいただくと、睡眠中の代謝を促すことができるのだそう。 野菜は、主菜よりたっぷりと。デパ地下などで売っているサラダだと、中サイズのカップが目安。ビタミン・ミネラルを補給できるひじきやめかぶなど海藻類は肝臓機能サポートで活躍してくれます。
次に、身体をあたためるタンパク質を摂取。白身魚や青背魚は、一切れが目安。肉類は脂身をカットして、100g程度。豆腐なら、良質なたんぱく質を含み消化も早いので夜食には最適ですよ。
ご飯、パン、麺など炭水化物は、物足りないくらいでストップ!消化の悪い玄米は避け、発芽玄米などを小ぶりの茶碗2/3杯程度ゆっくりかんでいただきます。
栗原彩さんに、21時以降の夜食レシピを教えていただきました!基本的に、21時以降の食事は腹7~8分目を心がけるといいのだそう。
キャベツ1/4玉、人参1本それぞれを千切りにし、レモン汁、塩、コショウ オリーブオイルで和える。 少ししんなりしたら出来上がり。
お好みで干しブドウを少々入れてもOK
キャベツ1/4をざく切りにし、千切り塩昆布とごま油を適量入れて全体に塩昆布とごま油が行き渡ったら30分以ほど寝かせます。しんなりしたらできあがり。
夜食は、これらの野菜をたっぷり+脂肪分の少ない肉または魚を一切れの黄金ルール。これさえ知っておけば、やむなく遅くなってしまっても、心もお腹も満たされてお布団に入れそうですね。 (TEXT:太田さちか/ライツ)
ホリスティック医療カウンセラー(日本ホリスティック医学協会専門会員/関東運営委員)、予防医学指導士、メイクセラピスト、メンタル心理カウンセラー、ローフードアドバイザー