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コラム

医師が伝授する老化予防。「なぜか若く見える人」は◯◯を食べている!

同年代で集まったとき、なぜか飛び抜けて元気で若く見える人がいませんか?一方で、元気がなく、老けて見える人もいます。実は、その違いの秘密は「細胞」にあるんだとか。医師である伊藤明子さんの著書『体の不調がみるみる消える 細胞のおそうじふりかけ』(アスコム)から、元気で若々しく生きる人生のヒントを少しだけお届けします。

「酸化=サビ」と「糖化=コゲ」は、体を老化させる二大原因

酸化とは、簡単にいうと細胞のサビ。
金属が空気に触れたままでいると劣化してボロボロになってしまうように、体の酸化も進むと、肌のハリやみずみずしさが失われ、がんなどさまざまな病気を引き起こし、体中がどんどん傷んできてしまいます。この酸化に関わっているのは、私たちが呼吸によって取り込んでいる酸素や光や熱です。体に取り込んだ酸素の数パーセントが、「活性酸素」や「フリーラジカル」という物質になります。 このふたつは強い酸化力を持っていて、病原菌など悪いものを撃退するのに役立っていますが、増えすぎると健康な細胞までも傷つけ、サビつかせてしまいます。

一方で、糖化とは、細胞のコゲ。
「たんぱく質と糖が加熱されたとき」に起こる現象であり、パンケーキなどがキツネ色に焼き上がるのも糖化のひとつです。この糖化が体の中で起きると、「AGEs(終末糖化産物)」という悪玉物質が生み出されます。AGEsは体のあらゆる場所に蓄積され、血管にたまると動脈硬化、皮膚にたまるとたるみやシミ、脳にたまると認知症......というように、全身をじわじわとむしばんでいきます。そして、永久にたまっていく一方。だから恐ろしいのです。

しかし、酸素や糖は人間の生命活動に欠かせないもの。断つわけにはいきません。生きるためのエネルギー源を取り込むことが、老化や病気につながるというジレンマ。
これを遠ざけるためには、「抗酸化・抗糖化」対策をして、細胞のサビとコゲを防ぐこと。
つまり「細胞のおそうじ」を毎日行うことです。
そして、その鍵となるのが「細胞のおそうじふりかけ」なのです。

サビとコゲをダブルで抑えてくれる食材は、「ごま」!

病気と老化を遠ざけ、いつまでも元気に、若々しくいる。そのために必要な細胞のおそうじ法として私が提案する「細胞のおそうじふりかけ」は、「ごま」が鍵となります。

ごまの中には、「抗酸化力」と「抗糖化力」がぎゅっと詰まっているからです。

最近、とくに注目されているのが、「セサミン」というごま特有の成分。セサミンは、体内に吸収されると肝臓の代謝を活性化させ、高い抗酸化作用を持つようになることが知られています。さまざまなメーカーからその名を冠したサプリメントが発売されていますので、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

ただし、ごまの細胞おそうじ成分はセサミンだけではありません。 ごまにはセサミンのほか、セサモリン、セサミノールグルコシドといった成分が含まれており、それらは総称して「ゴマリグナン」と呼ばれています。

ごまひと粒にわずか1%しかない微量成分にもかかわらず、高い抗酸化作用を持つゴマリグナンには、ごまのパワーが凝縮されているといっても過言ではありません。 そのほかに、抗酸化ビタミンとして知られるビタミンEの仲間である「ガンマトコフェロール」も含まれており、これらの抗酸化物質が、活性酸素を取り除いたり、フリーラジカルを消去したりして、細胞のサビを抑え、細胞をおそうじしてくれます。

また、活性酸素を取り除くことは、細胞のコゲを抑えることにもつながります。AGEsがつくられる過程には、活性酸素が関わっているからです。つまり、サビを抑える抗酸化物質を含むごまを食べれば、糖化=コゲの加速も抑えられるということ。加えて、ごまにはたんぱく質や食物繊維も含まれているので、消化速度をゆるめて血糖値が急激に上がるのを防いでくれる効果もあります。

「細胞のおそうじふりかけ」で、ごまを毎日食べよう!

「ごまの持つ抗酸化力・抗糖化力を、もっともっと高めて、多くの人に届けたい」
「よりおいしく、サビとコゲを防ぎながらごまを食べる方法はないものだろうか」
そうしてたどりついた答えが、「細胞のおそうじふりかけ」です。

細胞のサビやコゲは、私たちの生命活動の副産物として毎日起きているので、抗酸化力・抗糖化力のある食材も、毎日とることが大切です。「細胞のおそうじふりかけ」は、いつものご飯や料理にそのままふりかけたり、あえたり、混ぜたりするだけでいただけます。
いろいろな食材と組み合わせやすく、独特の香ばしい香りやコクでお料理もおいしくなり、主食からおかず、おやつまで、アイデアしだいでバリエーションが広がります。

味わいもバラエティ豊かにそろえた「細胞のおそうじふりかけ」で、日々、体の中からサビとコゲを遠ざけていれば、100歳まで元気な体をつくることも夢ではありません。

本文は『体の不調がみるみる消える 細胞のおそうじふりかけ』(アスコム)より一部抜粋・編集しています。

画像提供:Adobe Stock

著者メッセージ

ごまはわたしたちの身近にあるスーパーフードです。多くのひとにとって不足・欠乏しがちな栄養素があの小さなごまの中にぎゅーっとつまっています。タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、セサミン・・・いわば天然のサプリメントを香り高く美味しくいただけるのですから毎日摂らないともったいないです。
すりごまの形でお店で手軽に手に入りますし、ごまを家で小さなすりこぎですってより一層ごまの香りを楽しみながら活用することで毎日が豊かに、健やかに、若々しくなること間違いありません。ぜひいろいろなお料理にごまを毎日お使いいただいてより元気にお過ごしください!

書籍紹介

大人気の「おそうじシリーズ」にふりかけが登場!

本書の「おそうじふりかけ」は、老化や不調、病気の原因となる「細胞の酸化と糖化」をくいとめるために、医師が考案しました。
酸化とは体内で生まれた活性酸素などの物質が細胞の「炎症」を起こし、体中にダメージを与えること。
糖化とは、体中の細胞を茶色くこげたように劣化させてしまうこと。
肌のシミやくすみも糖化現象の一つです。
容姿のおとろえから動脈硬化、がん、認知症などの病気まで、ありとあらゆる老いと病気を引き起こす「細胞の酸化と糖化」を止めることが、病気を遠ざけ、若々しさを保つ秘訣です。

「細胞のおそうじふりかけ」で抗酸化力が高まると、この「細胞の入れ替わりのサイクル」も正常に保たれるようになります。 その結果、肌のターンオーバーや、炎症や傷などのダメージの修復が適切に行われ、若々しい見た目をキープできるようになります。

実際に、男女6名に2週間の「ふりかけ生活」を送っていただいた本書のモニター調査では、
・酸化ストレス度が14%減
・亜鉛値が正常に
・上の血圧が25低下
など、体の不調がみるみる改善していきました。

また6人中5人の方に便通の改善が見られ、
「朝の目覚めがよくなった」
「体が軽くなり、通勤が楽に」
「お化粧のノリがよくなった」
など、腸活や美容にもうれしい効果が続々と報告。

ほかにも、「細胞のおそうじふりかけ」には、こんなうれしい効果があります。

・骨粗しょう症予防
・フレイル予防
・高血圧、高血糖予防
・中性脂肪、悪玉コレステロールの低減
・貧血解消
・栄養失調の予防
・がん予防
・認知症予防

細胞の酸化と糖化を防ぐ栄養素いっぱいのこのふりかけを、ぜひ、いつまでも元気で若々しい人生のお役に立ててください!

著者紹介

伊藤 明子
赤坂ファミリークリニック院長。東京大学医学部附属病院小児科医。東京大学大学院医学系研究科公衆衛生学/健康医療政策学教室客員研究員。NPO法人Healthy Children, Healthy Lives代表理事。同時通訳者。二児の母。東京外国語大学イタリア語学科卒業。帝京大学医学部卒業。東京大学大学院医学系研究科卒業。東京外国語大学在学中から同時通訳に従事、米国大統領など国賓の通訳として活動。診療のほか研究、講演、メディア出演など幅広く活動。近著に『医師が教える子どもの食事50の基本』(ダイヤモンド社)。

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