下北沢にある、道行く人たちが思わず立ち止まるフライドポテト専門店ロブソンフライズが気になる…。遠くからでも見えるまあるい「芋」の看板、店内のカラフルな木目の壁が可愛く、珍しいビールの瓶が並ぶ。立ち食いスタイルでテイクアウトもあり、ベビーカーの子連れの人から年配の方まで、お客さんが次々と入れ替わる。
看板メニュー、プーティンとはカナダ発祥のソウルフード。揚げたてのフライドポテトの上からチーズとグレイビーソースをかけて、フォークで食べるのがカナダスタイルなんだそう。
プレーン(Regular ¥420/Large ¥520)と一番人気のソーセージ(Regular ¥570/Large ¥670)を注文すると、「揚げたてご用意しますので、お待ち下さい」と。注文を受けてから揚げてくれるので、待っている間のわくわく感も楽しみましょう。
「お待たせしました、温かいうちにお召し上がり下さい」
待ってました!爽やかな笑顔と共にプーティンを受け取ります。揚げたてのポテトとグレービーソースの熱でチーズがとろけていて美味しそう!まずはプレーンから・・・
ポテトは、低温と高温の油で丁寧に2度揚げしているので、食感は外はカリッと、中はホクホクしています。
フライドポテト+チーズ+グレイビーソース。なんともジャンキーな組み合わせのはずなのに、優しい味でしつこくない!ロブソンフライズはジャンクに健康をと謳っているだけあって、使っている油にもこだわりがあるせいかもしれません。
グレイビーソースのコクとチーズのまろやかさがフライドポテトに絶妙にマッチしています。ボリューミーに見えますが、ペロリと食べられてしまう。
続いてソーセージも・・・こちらはプレーンに比べてガツンとした力強い味わい。口の中でソーセージのうまみと油がポテトにジュワーっと染み込みます。お腹がペコペコのときは、こちらを食べたい。
近々メニュー変更予定だそうですが、今回食べてみたプレーンとソーセージは、引き続き食べられるのでご心配なく。新メニューも気になりますね。
実は、オープンしてからグレイビーソースの味を5回ほど変えているそう。より本場に近づけてお客様に喜んでもらうために、変化を楽しんでいるのだとか。辛いものが好きなお客様のリクエストで作った、自由にかけられるオリジナルのホットソースの用意もあるので、残り半分のフライドポテトには、こちらのホットソースをかけてみて!さらにフォークが止まらなくなりますよ。
取材中、スタッフのかたが「さまざまなお客様との出会いをはじめ、知らないものを知ったり、おいしいものを食べているときが一番幸せです。」と語っていたのが印象的でした。カナダのソウルフードは、食べた人にもきっと、おいしい幸せをおすそ分けしてくれることでしょう。(TEXT:コウ。)
フライドポテト専門店 Robson Fries
東京都世田谷区北沢2-31-5
03-6407-1485
OPEN 12:00 - 21:00
CLOSED 火曜日
小田急線・京王井の頭線「下北沢」駅 北口から徒歩1分