こんなにも暑い日が続くと、何にもしていなくてもジワジワと疲れが溜まってくるようですね。そんな時は、冷たくて甘~いスイーツでやる気と元気を取り戻したいもの。今、とてもオススメしたいのが「水まんじゅう」です。
「水まんじゅう」は、葛粉・わらび粉・砂糖・水を加熱しながら練り上げた透明な生地でこしあんを包んで作る日本伝統の和菓子。古くから豊かな地下水に恵まれ、「水の都」と呼ばれる岐阜県・大垣で生まれました。水で冷やしていただくので、冷たくて甘いのはもちろん、つるんとした独特の食感も特徴です。
大垣では毎年、初夏の5月から夏の終わりの9月下旬にかけて、水まんじゅうを流水や湧き水にさらしながら、手売りする屋台が多く見られるそう。ご家庭でいただく時にも、桶に冷水を組んで冷やしながらいただくと、少しでも本場の気分が味わえるかもしれませんね。
クックパッドには、84品の水まんじゅうレシピが投稿されています(2014.8.1時点)。実は、7月10日(木)の『ケンミンショー』で放送されたことで、その検索数もジワジワ上がっているんです。クックパッドでは特に、葛粉・わらび粉とこしあんの伝統の組み合わせ以外にも、片栗粉・フルーツのおうちでもあることも多い食材を使って作られているようですよ。これぞ、主婦の知恵です☆
いかがでしたか?こしあんとフルーツのどちらも捨てがたいですね。作るのも手間なく簡単にできるので、是非両方ともトライしてみてはいかがでしょうか。(TEXT:中本タカシ/ライツ)