お財布に優しい「油揚げ」がいろいろ使えるって本当？

ジューシーな油揚げは、お味噌汁の具やきつねうどん、いなり寿司など、おなじみのレシピに欠かせない食材。でも、身近すぎて使い方がマンネリ化していませんか？1月20日放映の「あさイチ」（NHK）では、全国の「油揚げ」や新たな味わい方を紹介！油揚げの魅力のたっぷり詰まった番組のリポートをさっそくお届けします♪

「夢の3シェフNEO」は、旬の食情報と、若手シェフならではのみずみずしいアイデアで極上のひと皿をお届けするおなじみのコーナー。今回取り上げられた食材は「油揚げ」でした。

まずは全国の油揚げ事情から。
最初に紹介されたのは、油揚げ支出額が全国1位の福井県。支出額は全国平均の2倍もあるというからビックリです。まさに油揚げの楽園とも呼ぶべき福井では、たくさんの種類の油揚げが売られているそうです。
その数、実に21種類。分厚さも大きくわけて3種類。 一番薄い薄揚げ、2cm程度の中揚げ、4cm程度の厚揚げがあり、用途にあわせていろいろ使い分けているのだとか。
福井に次いで油揚げ支出額全国2位の京都府。京都の油揚げは、長いのが特徴です。最も大きなもので36cm！！ なぜそんな油揚げあるかというと、それはおばんざいの文化があるから。おばんざいには、切り干し大根、ひじきの煮物など、必ずといっていいほど油揚げが使われていますよね。

お待ちかね、3シェフによるレシピを紹介します。今回紹介されたのは、日本料理・橋本幹造さんの「油揚げと豆腐の夫婦煮（めおとに）」、中国料理・井桁良樹さんの「油揚げのパリパリ！油淋鶏（ユーリンチー）」、そしてイタリアンのマリオ・フリットリさんの「きつねのピッツァ」♪今回はイタリアンのマリオさんのピザをピックアップ。

作り方もすごく簡単です。トマトは薄切りにして塩と乾燥オレガノをふりかけておきます。続いてモッツァレラチーズはさいの目に切り、みじん切りにしたアンチョビと混ぜます。
油揚げにそれらをのせて、千切りにしたバジル、粉状のパルミジャーノチーズ、オリーブオイルをふりかけます。それを200度のオーブントースターで焼き、トマトソース、パルミジャーノチーズ、黒こしょう、バジル、オリーブ油で飾りをつければ出来上がりです。

簡単なのに本当のピザのようなカリカリ食感がたまらない！油揚げって本当にすごいですね。

いかがですか？「油揚げ」は安いだけでなく、いろいろなレシピに応用がきく便利食材。簡単にできるものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。（TEXT: 黒沢るか/ライツ）