スキレットで格段においしくなる！水だけで煮る「簡単手作りチャーシュー」

こんにちは！ 365日キャンプ料理を発信しているキャンプ飯研究家のベランダ飯です！ いま大人気の「スキレット」、みなさんはもう購入されましたか？ スキレットはお洒落なだけでなく、料理がおいしくなる機能性にすぐれた調理器具。 メンテナンスはちょっと面倒ですが、かける手間以上のメリットがある超魅力的な調理器具なのです。

今回はそんなスキレットについて徹底解説するとともに、おすすめレシピを紹介いたします。

スキレットとは、アルミやステンレス製のフライパンと違い、鋳鉄（ちゅうてつ）で作られた厚手のフライパンのことです。 蓄熱性が高く、食材に熱がじっくりと均一に伝わるため、素材のおいしさを最大限に引き出すことができます。 焼く・煮る・揚げる・蒸すなど、さまざまな調理法に対応しているので、インドアはもちろん、キャンプなどのアウトドアシーンでも大活躍。

厚手のためずっしりと重く、シーズニング（錆を防ぐために表面に油の被膜を作ること）によるメンテナンスが必要になるなどのデメリットもありますが、 シーズニングを繰り返すことでスキレットはどんどん育っていき、大切に使えば100年間はもつと言われています。 スキレットの代名詞となっているアメリカの「ロッジ（LODGE）」のスキレットや、リーズナブル＆高品質で知られる「ニトリ」のスキレット（通称ニトスキ）など、さまざまなメーカーからスキレットが販売されています。

どんな料理でも簡単においしく仕上がる魔法のフライパン、スキレット。 ここでは、僕が作ったスキレット料理の一部を紹介させていただきます！

カリッと焼いた手羽先に、甘辛の照り焼きダレを絡めます。

缶詰をつかった超お手軽スキレット鍋だよ。

トッピングは冷蔵庫の残り物で自由にアレンジできるから、とっても経済的！

シャキシャキ感が残るピーマンから、肉汁とクリームチーズが溢れ出ます。

まだまだスキレットできる料理は無数に存在しますので、ぜひベランダ飯のInstagramも覗いてみてくださいね。

今回は僕が今までに作ってきたスキレットレシピの中から、おすすめの一品「水だけで煮る簡単手作りチャーシュー」の作り方を紹介します。
通常チャーシューを作る場合、複数の香味野菜と一緒に煮込んだり、灰汁を取りのぞいたり、面倒な手間が必要なのですが、 ここで紹介する方法は水だけで煮込むとっても簡単な方法。 煮込む時間はちょっと長めですが、ほぼ放ったらかしで調理できるので、ぜひ試してみてくださいね！

＜材料＞
・豚バラ肉ブロック … 200〜300g
・醤油 … 大さじ3
・すりおろし生姜（チューブ可） … 小さじ1/2
・すりおろしニンニク（チューブ可）… 小さじ1/2
・砂糖 … 小さじ1

＜作り方＞
1．豚バラ肉が大きい場合は、事前に適当な大きさに切り分けておきましょう。
スキレットまたは鍋に水を入れ、沸騰させたらとろ火にします。豚バラ肉を入れ、お湯の表面にふつふつと少しだけ泡が上るくらいの火で1時間ほど煮てください。火が強いと肉が固くなるので注意。

2．肉をいているあいだに、醤油・生姜・にんにく・砂糖を混ぜ、タレを作っておきます。

3．1時間肉を煮たら、ビニール袋に豚バラ肉を入れ、さらに先ほど作ったタレを入れてよく揉み込みます。粗熱が取れたら冷蔵庫で30分ほど置いておきましょう。

4．スキレットに火にかけ、うすく油を塗り、豚バラ肉の表面に軽く焼き目がつくくらいまで焼いたら完成です。

お好みの大きさに切り分けてお召し上がりください。 そのまま食べてもいいですし、メスティンで炊いたご飯の上に乗せてチャーシュー丼にするのもおすすめです。

仕上げにスキレットを使うことで、お肉の柔らかさに加えてぐっと香ばしさが増します。このように、スキレットは食材のおいしさを最大限に引き出すとても魅力的な調理器具です。 キャンプはもちろんご家庭でもフル活用できますので、ぜひあなたもスキレットを購入してみてはいかがでしょうか？

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インスタグラムで365日毎日、キャンプ料理を発信し続けているキャンプ飯研究家。「インドアで楽しめるアウトドア」をコンセプトに、おもに自宅ベランダでアウトドア料理やべランピングを楽しんでいます。

東京都在住の3児のパパで、普段はIT会社で働きながらインスタグラムやブログを運営。最近は千葉県いすみ市に土地を購入し、休みの日を使って小さなプライベートキャンプ場を開拓しています。

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