材料3つ＆型不要！混ぜて冷やすだけで濃厚コクうま「生チョコタルト」

どうも！ 『だれでも上手く、そして美味く！』をコンセプトに活動している料理研究家のだれウマです。

レシピ本『宇宙一ずぼら絶品めし』からおすすめレシピを紹介する本連載、第5弾としてご紹介するのは「生チョコタルト」です。

僕が料理研究家になってひしひしと感じるようになったことは、料理よりもお菓子作りに苦手意識を持つ方が非常に多いということです。そのため、今回の生チョコタルトでこだわった点は、お菓子作り初心者の方でも作ってみようと思えるようなレシピにすることです。

お菓子作りは難しいイメージがありますが、難しい分、とっても楽しいのも事実です。この記事を読んだ方々には、まずこのレシピで生チョコタルトを作り、「お菓子作りの成功体験」を積んでいただきたいなと思います。

お菓子作り初心者の方は、グラニュー糖や無塩バター、ベーキングパウダーなど、普段の料理ではあまり使わない材料は家に置いていないと思います。なので、ビスケット、生クリーム、板チョコレートという、スーパーなどで手に入る材料で作れるレシピを考えました。

保存容器を型として使うので、タルト用の型をわざわざ購入する必要がありません！

工程がいくつもあって、難しい作業があったら、お菓子作りへの苦手意識はなくなりませんよね。材料を混ぜて冷やすだけ、誰でも失敗せずに作れるのもこのレシピのいいところです。

ビスケット……17枚（約100g）
生クリーム……40ml+160ml（計1カップ）
板チョコレート（ミルク）……4枚（200g）

＜トッピング＞ ココアパウダー……好みで適量

ビスケットは厚手のポリ袋に入れ、麺棒などでたたいて粉々に砕く。

＜だれウマポイント＞
ビスケットの粒が大きいとタルト生地が固まらないので、しっかり砕いて粉々にすること。

ビスケットの入った袋に生クリーム40ml(1/5カップ)を加え、よくもみ込んでひとまとまりにする。保存容器にラップを敷いてビスケットを全体に広げ、スプーンの背で押さえつける。

＜だれウマポイント＞
スプーンの背を使えば、容器の角までしっかり押さえつけることができる。

耐熱ボウルにチョコを割り入れ、残りの生クリーム160ml(4/5カップ)を加える。熱湯を入れた別の耐熱ボウルに重ね、湯煎にかけながら混ぜて溶かす。

＜だれウマポイント＞
チョコレートのかけらが残っているとなめらかに仕上がらないので、 湯煎にかけて完全に溶けるまでよく混ぜるといい。

1に流し入れて表面を平らにし、台に数回打ちつけて空気を抜き、冷蔵庫で3時間以上冷やす。しっかり固まったらラップごと取り出し、好みでココアをふる。

＜だれウマポイント＞
チョコタルトを切り分ける際は、包丁を湯につけて温めること。これだけで、形を崩すことなくきれいに切ることができる。

今回は料理初心者の方はもちろん、お菓子作りにおいて苦手意識をもった方々でも「これならば作れる！」と思ってもらえるようなレシピを作成することにこだわりました。

実際に作っていただいた方から、「材料3つであれば私でも作れると思って早速作ってみたのですが、ケーキ屋さんレベルのクオリティに仕上がりました！ 口に入れた瞬間スッと溶ける口溶け。もう忘れられません！ だれウマさん本当にありがとうございマッチョ！」という嬉しいコメントもいただきました。

本当に混ぜて冷やすだけでケーキ屋さん顔負けな生チョコタルトが作れるので是非是非試していただきたいです！ ダイエット中以外は、どんな時でも食べてもらいたい自信作です（笑）

自分で作って誰かにプレゼントしてもとっても喜ばれると思いますよ！ スイーツには人を笑顔にする力があります。たくさん作って自分だけでなく周りの人も笑顔にし、笑顔と幸せの輪を広げていただけたら、僕もそれ以上に嬉しいことはありません。

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簡単料理研究家／ダイエット料理研究家。 59万人以上のチャンネル登録者数を誇る料理系のYouTuberでもあり、“だれでもウマく”かんたんに作れる絶品レシピが話題。筋トレ好きで糖質オフダイエットに詳しく、「痩せウマ」チャンネルも開設。定期的に開催されるオンライン料理教室「だれウマ部」では、200人以上の生徒が参加。地元である関西のメディア出演も多く、若手料理人としてマルチに活躍している。

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