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コラム

海外からも反響多数!リーゼント&学ラン姿の「ツッパリおにぎり」がTwitterで大好評

【Twitterでバズったごはん Vol.34】市販品などを上手に使い、ササッと作れておいしいレシピが日々投稿されているTwitter。その中から、とくに話題を集めたレシピや便利な料理の知恵を、編集部がピックアップしてお届けします。

海外からも反響多数の「ツッパリおにぎり」とは?

Twitterでバズった料理に関するツイートに注目し、多くの人の心を鷲掴みにしたヒミツを解き明かしていく連載をお届けします。第34回目に注目したのは「ツッパリおにぎり」です。

今回、写真家のやなぎさわごうさんのツイートが、36.1万人いいね(2021年9月19日現在)がつくほど話題になりました。鳥のシマエナガのようにふっくらとおにぎりを握って、目と鼻をつけたら、海苔の学ランを着せて、頭にエビフライなどのリーゼントをのせるというレシピです。では、ツイート主のやなぎさわさんに、お話を伺ってみます!

リーゼントに近い「エビフライ」がオススメ!

−−まず、今回の「ツッパリおにぎり」は、どのように思いついたのでしょうか?

やなぎさわさん:8月21日にシマエナガの天むすシマエナガの天むすを作りました。その際、「エビフライをおにぎりに乗せたらリーゼントのようになるのでは?」と思いつきました。そして翌週の8月26日に、おにぎりにエビフライをのせ「ヤンキーおにぎりを作った」とツイートしました。かなりの反響があったので、エビフライ以外にもリーゼントに見えるような具材を追加して、さらに翌週の9月2日に「ツッパリおにぎりを作った」とツイートしました。

−−リーゼントなのに、とても可愛らしい姿に癒やされます。ほかにも頭にのせるとよさそうな、オススメの具材はありますか?

やなぎさわさん:これまでにエビフライ、ソーセージ、筋子、サーモン、明太子を乗せましたが、やはり、エビフライが一番オススメでしょうか。色、形といい、皆さんが見てもリーゼントだとわかると思います。また、筋子のつぶつぶもパンチパーマに見えますし、ほかにもちくわやハンバーグなど、機会があれば試してみたいです。

目とくちばしがポイント

−−可愛らしいだけでなく、実は奥深いんですね。おいしく作るコツや、可愛く作るポイントなどはありますか?

やなぎさわさん:おにぎりの中に具は入っていません。可愛く作るためのコツは、まず身体の形状でしょうか。むっくりころんとした形になるように握ります。海苔が学ランに見えるよう、はだけ具合もポイントだと思います。最大のコツは、シマエナガの目とくちばしです。海苔を●と▲の形に切ったら、くちばしは両目よりも気持ち下に配置するとうまくいきます。身体に対して目とくちばしが小さくても大きくても印象が変わってくるので、私のツイートの画像を参考にしてチャレンジしてみてください。

−−自分好みのシマエナガに仕上げてみたくなります! 実際に召し上がってみて、味わいはいかがでしたか?

やなぎさわさん:おそらく皆さんが画像を見て想像したままの味だと思います。リーゼント部分をはずして、おにぎりとおかずという形で食べました。

海外からも反響が多かった理由

−−今回バズったことでどのような反響がありましたか?

やなぎさわさん:リプを見ていただければわかるかと思いますが、海外からの反響が多かったのが驚きました。リーゼントに学ランという、日本人なら一瞬で理解できるヤンキーのスタイルが海外の方にも理解されているのは、リプ欄にもありますが、日本のアニメの影響なのだと思います。

−−最後に、やなぎさわさんが魅了されている、シマエナガの魅力を教えてください

やなぎさわさん:可愛いのひとことに尽きます。イラストなどデフォルメしても本物が持つ可愛さ、美しさにはかなわないと自分では思っています。今回の「ツッパリおにぎり」をきっかけに、本物のシマエナガの魅力を知っていただければとても嬉しいです。

冬の北海道でシマエナガを撮影されている写真家が作り出した、渾身のツッパリおにぎり。リーゼントをキリッと決めながらも、可愛らしい佇まいに癒やさますよね。ぜひツイート先を覗いてみて、可愛いおにぎりを楽しみながら、本物のシマエナガの魅力に触れてみませんか?

(TEXT:八幡啓司)

ぼく、シマエナガ。
写真家・やなぎさわごうさんが運用しているアカウント。冬になると北海道のシマエナガをほぼ毎日撮影している。SNSだけでなく写真集やカレンダーを発行するなど、多岐にわたってシマエナガの魅力を発信中。
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