7月の季節行事といえば七夕。町や園でも色とりどりの七夕飾りや短冊を見かけますね。そんな定番行事の七夕ですが、子どもと一緒に取り組める、七夕飾り以外の楽しみ方はないかな?ということで、七夕=星にちなんだ星座アートと見た目も楽しい天の川ゼリーの作り方をご紹介します。
いつもより星を身近に感じる七夕に遊びたい、星空アートです。「星のシールを貼ったら、星同士をつないで描く」というシンプルな工程なので、七夕工作をするよりもハードルが低く、小さな子どもでも気軽に取り組めそうです!
●黒い画用紙
(A4サイズの画用紙を半分に切ってA5サイズにすると子どもが取り組みやすい大きさに)
●星のかたちのシールやキラキラのラインストーンシール
●クレヨン
1)黒い画用紙の自由な場所に星やラインスト―ンシールを貼る
2)画用紙いっぱいにたくさん貼る
3)クレヨンで星と星をつなげて形を自由に描いて完成
星座は昔の人々が、明るく目立つ星と星を結んだかたちを動物や人物、道具などに見立てたものです。
ラテン語では「星をちりばめたもの」という意味もあり、この星空アートはまさに画用紙の夜空の上に、星のシールをちりばめ、自由に想像する「星座」作りが楽しめるのです。
自分の生まれた月の12星座をまだ知らないお子さんには、これを機に12星座を教えてあげるのもいいですよね。また自分の星座は知っていても、その星座がどんな星の配置になっているのかは大人でも意外と知らないもの。自分の星座を星でつないで形作ってみるのもおすすめです。
キラキラしたシールと夜空に見立てた黒い画用紙に何を描くか、子どもたちもワクワクです。
我が家では「ニコニコ座」「ゆきだるま座」「トライアングル座」などが生まれていました!
七夕には夜空や星にちなんだ料理やおやつがたくさんありますよね。今回紹介する天の川をイメージしたゼリーの材料は、見た目の華やかさに対してとてもシンプル。ブルーのゼリーに使うかき氷シロップはこれから迎える夏にぴったりなおやつのかき氷にそのまま活用できるので取り入れやすいですね。
トッピングのアラザンは、天の川に光るキラキラした星をイメージしています。
見た目もかわいく、子どもたちもワクワクしてくれること間違いなしです。
混ぜたり量ったり、お子さんのできる段階に合わせてぜひ一緒に楽しんでみてくださいね。 今年の七夕は晴れるでしょうか。アートやおやつの星空だけでなく、本当の星空も見える素敵な七夕になりますように!
harenohi_factory主宰
家具メーカーで法人向け提案に携わった後、こどもの誕生日や季節行事の装飾やテーブルコーディネートを提案するパーティプランナー、スタイリストとして活動。「ハレの日を親子のキオクとキロクに残す」をテーマに雑誌や企業ウェブ媒体でのスタイリング企画とコラム執筆、個人向けパーティグッズの提案や装飾などを行っている。
【HP】https://harenohi.mystrikingly.com/
【instagram】@harenohi_factory
【note】https://note.com/h_factory
おりょうりえほんは、毎月1冊クックパッド監修の食育絵本が届くサービスです。
お届けする絵本の中には、日本の伝統行事とその時に食べる料理について、なぜそれを食べるの? この食材の持つ意味は? などと一緒に紹介する『きょうはとくべつなひ』という絵本もあります。
絵本や遊び、料理を通して、子どもに楽しく伝統行事を伝えられるといいですね!