【おりょうりえほん vol.57】子どもたちの健やかな成長に必要な「食育」。といっても、一体何から始めたらよいかわからない、という方も多いのではないでしょうか。そこで、クックパッドの食育絵本サービス「おりょうりえほん」から、家庭でも手軽にできる食育メソッドをお届けします。
最近よく見聞きするSDGs。17の持続可能な開発目標、という概要はわかっていても、身近な問題におきかえて考えることはなかなか難しかったりしますよね。
クックパッドの食育サービス「おりょうりえほん」が提供する絵本『できることからはじめよう』では、私たちにとって身近な料理である「おにぎり」を題材に、SDGsに関連する食料廃棄の問題を子どもにもわかりやすく解説しています。
日本では、一日に一人あたりおにぎり一個分に相当する食べ物が捨てられています。
「おにぎり一個」と聞くと、そんなに多い印象はないかもしれません。食べきれなかった食事を、軽い気持ちで残してしまった経験は誰にでもあるでしょう。
しかし、日本全体の規模で考えてみると、おにぎり約1億2000万個分の食料、東京ドーム約5杯分もの食料がゴミになってしまっているのです。 たくさんの食料が廃棄されている一方で、世界には食べ物を満足に食べられずに困っている人がいたり、ゴミが増えることで世界の気温が上がり、自然災害などがおきるなどの問題が出ています。
このような事態をなくしていくために、私たちにできることは何でしょう? 食料を無駄に廃棄しないですむように「食べ切れる分だけのおにぎりをお皿に乗せる」ことなら、すぐにでも始められそうですね。
普段は食べずに廃棄してしまう食材の部位を調理して食べきることも、私たちがすぐに始められる食料問題への改善策のひとつ。 甘めに味付けた「食べる味噌」にすれば、捨てられるはずだった野菜の皮が立派なおかずになってくれます。
えほんを読んだあとに、親子で食べる味噌作りはいかがでしょうか?
クックパッドが監修するオリジナルの食育絵本が毎月1冊届くサービスです。 絵本で楽しく気軽に食育してみましょう!
>>詳しくはこちら