3と10で『ミント』と読む語呂合わせから、今日はミント風味のお菓子「FRISK(フリスク)」を発売しているクラシエフーズが制定した記念日です。ギリシャ神話によると、王の寵愛を受けた妖精ミンテに嫉妬した女王が、ミンテに呪いをかけて植物にしてしまったことが、ハーブのミントのはじまりなんだとか。爽やかな香りとは似合わないストーリーに、ちょっとビックリです。
ミントにはいくつか種類がありますが、代表的なのはペパーミントとスペアミント。一般的にペパーミントは肉料理に添えるミントソースに、スペアミントはエスニック料理に使われることが多いと言われますが、どちらもガムのフレーバーとして、お馴染みですよね。
ミントは春と秋が植えつけシーズンで、生育力が強く、病気にもかかりにくいことから、初心者にも育てやすいハーブと言われています。スーパーで売っているフレッシュミントは他の野菜に比べると割高だし、その1束と同じような値段でミントの種は買えますから、育てるほうがやっぱり節約!消費税アップを見据え、この植えつけ時期を逃さず、おうち栽培をしてみてはどうですか?
種から育てると、だいたい1ヶ月後くらいから収穫が可能になります。摘みたての香りの良さを生かしやすいメニューの定番といえば「ミントティー」。でも今回は、料理への活用の幅を広げてほしいという願いを込めて、ミントが決め手になる個性派メニューを紹介します!
ミントは夏になると花が咲きます。可憐な花を切り花にして食卓に飾るという楽しみ方もできますよ。緑がそばにある暮らしは、心がヘルシーになる気がします。(TEXT:大河原裕美)