四季が豊かな日本には、果物の旬も移り変わります。旬の果物のおいしさを子どもにもぜひ伝えていきたいですよね。おやこで語る季節のお便りシリーズ、8月の果物についてぜひ、お子さんに読み聞かせしてあげてください。
水分がたっぷり、甘いけどさっぱりしているのが梨。じつは日本でもそうとう昔、2000年前から食べられてきたんだって。
りんごみたいに丸くて、頭がへこんでヘタがついている。皮は黄土色っぽいかな。よくみるとポツポツがあるね。中はクリーム色で種があるよ。
木になっているよ。
さわやかな甘さ。
ぶどうの品種が数多くある果物で、世界では1万種、日本でも50〜60種が食べられています。ぶどうほどではないですが、梨もいろいろな種類があり、幸水や豊水、二十世紀などの品種がよく知られているのではないでしょうか。
ぶどうも梨も、取り扱っている果樹園が多く、手軽に果物狩りができるフルーツです。自分でとった果物をその場で食べることは、子どもにとって貴重な体験。いつもはお店に並んでいる食べ物は、大変な思いをしながら作ってくれている人がいることを実感できます。食べ物を大切にする気持ちを育てる一歩となりますよ。(TEXT:松崎祐子)