前回、朝のトーストを焼きながら「時短ヨガ」を教えてくれた、ヨガインストラクターの森初世さん。今回は、たった30秒で効果を実感できる「料理をしながら実践するフェイシャルヨガ」を教えてくれました。料理時間をさらに活かしてたるみ、しわ、むくみ…など女性の肌悩みに別れを告げましょう!
フェイシャルヨガとは、表情筋を動かしながら顔のストレッチを行なう“顔ヨガ”のことです。舌を思いきり出したり目を大きく見開いたり、普段あまり使わない表情筋を活性化させることで、シワやたるみを目立たなくしたり血行を改善したりすることができます。
顔だけでできる手軽なヨガなので、慣れれば料理をしながらでも大丈夫です。顔の筋肉は小さいので、重要なのは必ず正しいポーズをとること。慣れない内は鏡を見て実践し、正しいポーズがとれるようになってから行うといいでしょう。ポイントは「思いっきりやること」「呼吸をちゃんとすること」の2つ。
料理をしている時は無表情になっていることが多く、下を向いて重力とともに“下がる姿勢”になりがちです。そこで、重力に逆らうようにフェイシャルヨガでリフトアップするのが大変有効です。今回は、フェイシャルヨガのポーズ3つをご紹介します。
まず息を吸い込んで、「シューッ」と音を出しながら息を吐きます。この時、顔は力を入れてくちゃくちゃにします。
息を残さず吐ききったら、花の開花をイメージして”ふわ”っと目と口を開きリラックスします。
最後に目を軽く閉じて終了。これを3セット繰り返します。
息を吸いながら目を見開き、頬を上げて口角をキュッと引き上げましょう。眉間にシワが寄らないよう気をつけて。
上の歯が見えるように上唇を歯に押しあて、口を開けます。下あごは出して、下唇を歯に巻きつけてキープ。
慣れないうちは、親指と人差し指で輪を作って頬を持ち上げてもOKです。
息を吐いた後、吸いながら眉は動かさず目だけ見開き目線は上に。眉間にシワが寄る人は、手で額を抑えましょう。
「ハッ」と音を出しながら舌を思い切り下に向けて伸ばします。目線は上に向けたままキープし、3回繰り返します。
料理を作りながら若返りができるなんて一石二鳥!お手軽で無理なく継続できるフェイシャルヨガ。お料理と合わせて身体の内外からアンチエイジングしていきたいですね。(TEXT:太田さちか/ライツ)
大学在学中よりファッション誌の編集に携わり、大手セレクトショップのプレスでPRを担う。結婚出産を機に出会ったヨガで自分と向き合う素晴らしさに気づき、本格的にヨガを学びインストラクターに。
【資格】
「全米ヨガアライアンス認定」
「Bliss Baby Yoga 認定講師」
「高津文美子認定 フェイシャルヨガ講師」
「骨盤矯正ヨガ認定インストラクター」
【著書】「Smile Yoga(スマイルヨガ)」株式会社アントレックス