キッチングッズマニアな料理ライター
今回は、業務スーパーの「冷凍トルティーヤの皮」をご紹介します!
業務スーパーには、いろいろな国の料理に使える食材がそろっていて、いつもと違う料理が作れる!とワクワクしながらいつも見ています。
ある日、業務スーパーの冷凍コーナーをうろうろしていたところ、この冷凍トルティーヤの皮が目に入ったので購入してみました!
トルティーヤの皮はメキシコやアメリカで親しまれている薄手の生地で、タコスやトルティーヤ、ブリトーなどの料理に使われます。
とうもろこしの粉を使って焼き上げる商品もありますが、今回購入したのは小麦粉で作られた「フラワートルティーヤ」というタイプのものです。
解凍方法は冷蔵庫で8時間おく、室温で自然解凍する(1〜2時間)、または電子レンジの解凍機能などを使ってもよいそうですよ。
なお、パッケージによると、調理の際はほんの少し温めるのがコツとのことでした。さっそく、温めて調理してみます!
まずはコンビニエンスストアでもおなじみの「ブリトー」を作ってみました。具材はハム&チーズです!
電子レンジで軽くあたためたトルティーヤに、とろけるスライスチーズ、ハム、スライスチーズの順に具材を乗せます。
両端を折り込んだら、手前から巻いていきます。
巻き終わりを下にしておくと、ゆるまなくていいですよ。
チーズをとろけさせたいので、フライパンで焼きました。トースターを使ったり、電子レンジであたためてもよいと思います。
チーズはとろとろ、フライパンで焼いたトルティーヤは表面がパリッとして、中はモチモチ。
いくつでも食べられてしまう味わいで、朝食にぴったりだなと思いました。
次に、台湾風のトルティーヤを試してみました。
とき卵に鶏ガラスープの素ときざみねぎを混ぜ、フライパンにごま油をしいて薄焼き卵をつくります。
卵の表面が乾かないうちにトルティーヤをのせて裏返し、ハムを乗せて巻きました。
トルティーヤとごま油、意外に合う〜!
ねぎの風味であっさりと仕上がるので、ブリトーとはまた違ったおいしさがあります。
チーズが少し重く感じる方などは、こちらの食べ方がおすすめです。
最後に、お惣菜をいろいろ自由に巻いてみました!
フラワートルティーヤは、小麦粉、砂糖、塩、油脂を使って作られていて、その材料はパンとほぼ同じです。
だから、トルティーヤに何を巻いても、パンで作るサンドイッチと同じようにおいしいものができるのでは?と考えました。
トンカツ&千切りキャベツでカツサンド風ロール、コンビニのサラダチキン&ごぼうサラダで鶏ごぼうサラダロールの2種類を作りました。
パンで作るサンドイッチよりも具材の存在感が大きく感じられて、シート状のトルティーヤでくるむことで、ソースやマヨネーズも流れ出さずに食べられます。どちらもおいしかったです!
また別の日に、トルティーヤで焼きそばを巻いて家族に出してみたところ、食べやすくておいしいと好評でした。
自由に巻いて楽しむトルティーヤ、アリだと思います!
ホームパーティーの時に、具材をいろいろ用意してトルティーヤと一緒に出して、ゲストに自由に巻いてもらっても楽しそうですね。
業務スーパーの「冷凍トルティーヤ」は、モチモチの食感が楽しく、どんな具材にも合う優等生な食材でした。
冷凍庫に常備しておけば、パンを買い忘れた朝ごはんにも重宝しそう。パンよりも薄くかさばらないので、冷凍庫も圧迫しないため、我が家でも1袋常備しておこうかと考え中です。
近くに業務スーパーがある方は、冷凍コーナーを探してみてくださいね!
(TEXT:菱路子)
料理ライター、モノライター、編集者。料理関連の会社に勤めるかたわら趣味で立ち上げたお弁当ブログがきっかけとなり、ライターとしてのキャリアをスタート。料理コラムの執筆やレシピ提案、料理写真撮影などで活動中。キッチングッズマニアで、ネットでグッズ情報を探すのが大好き。ITエンジニアの夫、小学生の娘、キジトラ猫と暮らしています。
・クックパッドニュースでレシピ記事を1000本以上執筆。
・株式会社 朝日デジタルラボの運営する情報サイト「moovoo」でレビュー記事執筆。
・その他、会員制サイトの料理コラムなどを担当。