気温がぐんと上昇してきましたね。すっかり定着したクールビズも始まる季節。夏物の衣替えはお済みですか? そんな1週間、どんな食材を買ったらお得?おいしい?をリサーチしてみましたよ。
ちょっと暑いなと思った日はさっぱりしたいものが食べたくなりますね。この週末にお買い物に出かける人も多いと思いますが、一体何が今お買い得?なのか知りたいですよね。そこで、クックパッド特売情報チームに、おいしくってリーズナブルで食卓も豊かになるお買い得食材を教えてもらいました!
ハウスや水耕栽培、輸入ものなどもあり1年中出回る「アスパラ」ですが、春から初夏にかけて旬の時期に収穫された露地栽培のものが、最もおいしいです。スーパーでは、出始めの4月から売れ行きが高くなり、5月末にピークを迎えます。ピーク時に価格が安くなりますので、今が買い時です。
穂先がしまって、茎が太く真っすぐ伸びているものを選びましょう。切り口が新しい物が新鮮で、茶色い物は避けてください。鮮やかな黄緑色の物が、柔らかくておいしいです。
アスパラギン酸は新陳代謝を高め、疲労回復効果があることで有名です。免疫力の活性に欠かせないβ-カロテンや、貧血やガン予防にも役立つ葉酸が豊富。他にも、血管を丈夫にして血液の流れを良くするルチン、白血球の強化に役立つビタミンCも多く含まれています。 脂質の多いベーコンは、アスパラのβ-カロテン、ビタミンEの吸収を良くするので相性抜群!卵と合わせると、良質なたんぱく質やアスパラに含まれていないビタミンB12、ビタミンDを補うことができ、栄養のバランスが良くなりますよ。
ビタミンCを上手に摂取したいなら、茹でるよりも、焼く・炒める・揚げる調理がオススメ!水溶性のビタミンCは茹で汁に流れ出てしまうため、茹でるなら汁ごと食べられるスープや煮物にするとOK!クックパッドには17,743件のレシピが!(2014.5.19時点)
地中海東部が原産のユリ科の植物で、地上に伸びてくる新芽の茎を食べます。種を植えてから2〜3年たたないと収穫できません。その後、10年間くらいは同じ株で次々と芽が出てきます。
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ウスメバルは、たけのこが出回る時期がおいしいと言われていて、スーパーでは5月に入り売れ行きが急上昇し6月にピークを迎えますが、価格は5月末には落ち着きますので、今週が買い時です。
目が黒く澄んでいるもので、身に光沢と張りがあって腹が白いものを選びましょう!20cm位までのサイズが脂の乗りもよくおいしいです。
低脂肪、低カロリーの白身魚ですが、骨ごと食べない魚の中ではカルシウムが多く、その他のミネラル類も微量ながらバランスよく含まれています。旬の香りやクセが強い野菜と炊き合わせにすると、野菜の灰汁で身崩れを防ぐことができます。たけのこや蕗、山菜やワカメなどは、煮上がりが美しく、味もおいしくなりますよ。香味野菜やハーブ、オリーブオイルやゴマ油などとも相性がよいので、淡白な味を引き立てる組み合わせも楽しんでみてください。
鮮度がよいものは刺身でも食べられます。また、塩焼き、煮付け、鍋料理など様々な調理法で食べられますが、脂が乗り、身の締まっている旬のものは焼くか煮るに限ります!煮付けにする時は丸ごと煮ると頭からダシが出ておいしく仕上がります。同様に丸ごと使ってワイン蒸し、アクアパッツァ、ブイヤベースなどもオススメです。クックパッドには122件のレシピが!(2014.5.19時点)
大きな目が張り出して見えることから、「眼張」と呼ばれるようになったそうです。
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初夏から夏に向けて、気温が上昇してくる季節。 “涼味フェア”といった企画を立てるスーパーも増えてくる時期です。「乾麺」は湿度が高くなるこの時期にも安心して保存できるため、ストック食材としておススメです。
涼麺はもちろん、少し肌寒い日には温麺としても楽しめます。お好みの麺と気分に合わせたつゆやたれで、おいしさを味わいましょう。
うどん、素麺、冷麦など、小麦粉を使用した麺類は血糖値を上げるスピードが早いため食べすぎに注意しましょう。そばは栄養価も高く、麺類の中でも一番ヘルシー。特に、毛細血管を強化して血圧を下げるルチン、肝臓の働きを助けるコリンのほか、疲労回復効果のビタミンB1、貧血防止の鉄分、整腸作用の食物繊維、体内で作ることのできない必須アミノ酸もバランスよく含まれています。
しかし、麺類だけでは糖質の代謝を促すたんぱく質、ビタミン、ミネラルが不足してしまいます。肉類、魚類、卵などのたんぱく質や、ビタミン豊富な野菜を一緒に摂ることで代謝を促進するとよく、特にネギ、大葉、しょうが、わさびなどの薬味野菜を多く摂り、抗酸化作用をアップさせましょう。
つけめん風の食べ方よりも、野菜や肉類、卵などを一緒に盛り合わせてつゆをかける方が、塩分摂取量が少なく済み、栄養バランスも取れてオススメです!クックパッドには759件のレシピが!(2014.5.19時点)
乾麺には製造過程で塩が多く使われています。お湯で茹でた後はたっぷりの流水でよく洗うと、ぬめりを取るだけでなく、余分な塩分も落とすことができます。>こちら
いかがでしたか? 暑い夏を迎える前に、食材の準備を進めておきましょう!お買い得食材をゲットして素敵な食生活を送ってください!
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(TEXT:本多志津子/アイディーズ)