cookpad news
コラム

「冷凍するとおいしくなる食材」は、2つのタイプに分けられた!

冷凍が食材をおいしくする2つの理由

食品を冷凍保存すると味が劣化するイメージがあるかもしれませんが、最近では冷凍したほうがおいしくなる食材もあることが分かってきました。さらに、食べ物の味を数値化できる味覚センサー「レオ」を使っておいしさの秘密を調べたところ、冷凍が味覚に与える影響には2つのタイプがあることがわかりました。

今日は、冷凍が食材をおいしくする2つの理由に迫ってみましょう!

タイプ1:旨味アップ型

たとえば貝類は、冷凍すると旨味がアップすることが知られています。こちらはしじみの冷凍前後の旨味の変化です。冷凍することで旨味がアップしていることがわかりますね!

また、あさりもしじみと同じように、冷凍すると旨味がアップします。

冷凍した貝類をお味噌汁やスープに使う貝類を冷凍しておくと、スープへの旨味の染み出しが増してより味わい深くなりますよ!

タイプ2:酸味アップ型

トマトも冷凍すると味が変わることが知られていますが、こちらは旨味によるものではありません。以下のように、甘味が下がって酸味がアップするのです。

冷凍トマトはトマトが苦手な人でも食べやすいと言われており、食後の口直しとしてもぴったりのようです。

貝類や野菜は冷蔵庫や野菜室では長持ちするものではありませんね。しかし、冷凍庫で保存することで、それらの長持ちしない食材を長持ちさせられるだけでなく、おいしくすることもできます。まさに一石二鳥ですね!

著者:味博士

味覚研究家。AISSY株式会社代表取締役社長 兼 慶応義塾大学共同研究員。味覚を数値化できる味覚センサーを慶大と共同開発。味覚や食べ物の相性の研究を実施。メディアにも多数出演。ブログ『味博士の研究所』で味覚に関するおもしろネタを発信中。

編集部おすすめ
クックパッドの本