コッペパンや食パンなどに惣菜を挟んでいただく調理パン。大人になった今も食べることはあるかもしれませんが、一番思い出深いのは学生時代に食べた調理パンではないでしょうか。たくさんある種類の中で、特に人気が高いのが「焼そばパン」と「コロッケパン」。あなたはどちらが好みでしたか?
中高生の頃、やたらとお腹が減って仕方がなかったという記憶はありませんか。10代と言えば、育ち盛りの成長期。お弁当や給食だけでは全然足らずに、授業の合間や休み時間、放課後、部活帰りに、購買部や近くのコンビニでおにぎりやパン、お菓子を買っては空腹を満たしていた覚えが筆者にもあります。中でも、お腹にもたまり、種類も豊富で、何と言っても美味しいと人気だったのが「調理パン」ではないでしょうか。
真ん中に切れ目を入れたコッペパンや食パン、ハンバーガーのバンズなどに、ハムカツ、チーズ、玉子、ツナマヨ…などいろいろな具材を挟んだ「調理パン」。選ぶ楽しみに、食べる楽しみ、これがあるからちょっと面倒な授業やハードな部活にも耐えることができたなんて方もいらっしゃるはず。それと、調理パンのお供にはストローで飲むパック牛乳は必須ですね。なぜだか牛乳と一緒に食べると、パン生地の旨味や甘味がよりグッと増す気がしたものです。
人気なのは、やはり「焼きそばパン」と「コロッケパン」。奇しくもパンと具材の組み合わせがどちらも炭水化物×炭水化物なんですよね。そのおかげか、美味しいのはもちろんのこと、ポリュームも満点。そりゃ、人気が出るわけです。今週末、久しぶりに味わってみませんか?
調理パン用の焼きそばはちょっと味濃いめで、冷めてもしっかりと美味しさ伝わるように作るのがポイントな気がします。紅ショウガをたっぷり加えたり、カレー味にしてみたり、手作りだからできるアレンジも楽しみたいですね。
コロッケパンには単にパンに挟むだけでなく、どんなソースをかけるのか、キャベツ・レタスは必要なのか、といった問題が付きまといます。記憶の中にあるコロッケパンを思い出しながら、最良の組み合わせを見つけたいものです。