新米も多く市場に出回り、秋はお米のおいしい時期ですね。そんなお米の時期にみんなが食べたくなるものといったら炊き込みご飯。でも、定番の五目から最近では洋風なものまで、とっても人気です。
でも、実はクックパッドの掲示板「みんなのカフェ」ではこんな悩みごとが。
炊飯器で炊き込み御飯をうまく作るコツ!!!!
芯が残る原因を教えてください!
炊飯器で炊き込み御飯をつくると芯が残ってしまうのですが、何が原因なのでしょうか?具はごぼう、にんじん、舞茸、しめじ、かまぼこをたっぷりいれています。しっかり蒸らしたのですがなぜかご飯にしんが残ってしまいます。考えられる原因を教えてください! BY ♡ちょこちょこ♡さん
わかるわかる!!と共感した人も多いのでは?
スレッドでは、具材が多すぎるかも?お米が古いかも?生の具材のせいでは?などのさまざまな意見やアドバイスが。うーん、すっごく参考になる!!
さらに、専門家の意見も知りたいということで、クックパッド管理栄養士にも話をきいてみましたよ。
研いだお米をすぐに調味料の入った水につけても、お米は水を吸いません。そのせいで炊きあがったご飯の芯が残ることが。必ず夏場で30分、冬場は水が冷たく米が乾燥しているため1時間吸水させてから、水をザルでしっかりと切り、味つけをした水分(調味液)で炊き上げましょう(いまの季節なら40分程度)。味をつけたらなるべく早く炊飯をスタートすることも大切。
具材とお米を混ぜてしまうと、上手に熱が回らずに炊きあがったご飯に芯が残ってしまいます。具材は必ずお米の上にのせて炊き上げ、炊きあがってからご飯と具材を混ぜ合わせましょう。
たとえば5合炊き用の炊飯器で、5合分の炊き込みご飯を作ると具材分容量からオーバーしてしまい、うまく加熱されないことが多いようです。炊き込みご飯を作るときは、米の量が炊飯器の容量の6割〜8割の量が上限というのを心得て。
いかがでしたか? ちょっとしたことだけど、意外な落とし穴があったのではないでしょうか?
この3原則を守れば、炊き込みご飯は意外にむずかしくありません。ご飯とおかずをまんべんなく上手に食べるのが苦手な小さい子供にもぴったり。それだけで満足度が高いので他のおかずは簡単で済むなどメリットがいっぱい。
さっそく試してみてくださいね。