ダイエットに最適な食材とは？ byフィットネスモデルの引き締め術

2014年12月22日更新

#ダイエット

ダイエット中にはどのような食材を選ぶのが効果的でしょうか？トレーナーでありフィットネスモデルやコンテスト選手としても活躍する加治が、自身の経験を活かし、みなさんの美容・健康・ボディメイクに役立つ情報をお届けいたします。

ダイエットに適した食材とは？

これまでの記事で、ダイエットはゴールとなる日を決め、8週間かけて徐々に食事内容を変えていくのがポイントとご紹介しました。今回は食事の内容を変えていく中で意識すべき、タンパク質、脂質、炭水化物の三大栄養素をどのように摂っていくべきかお話しします。

たんぱく質

なるべくステーキのような、脂身の少ないかたまり肉を選ぶようにしましょう。かたまり肉は体内で消化されるまでに時間がかかります。人間の体は食べ物を消化する際もエネルギーを消費するので、たんぱく質が豊富で消化に時間がかかるかたまり肉はダイエットに適した食材といえます。
また、肉の中でも脂肪が少ない部位がダイエットには適しています。牛や豚ならヒレやモモ、鶏ならば皮なしのムネやササミがベストです。グリルや蒸しで調理すれば脂肪の含有量を減らすことができ、さらにヘルシーですね。お肉以外にも、鮭や鯖などの魚や、お豆腐や納豆などの大豆製品もダイエットには適していますので、しっかりとたんぱく質を摂りましょう。

脂質

ダイエット中に油を避ける傾向にありますが、脂質も重要な栄養素です。摂らなければ免疫力が落ちたり、消化が悪く便秘になってしまったり、関節炎や高血圧などの症状が出たりします。ですので、ダイエット中でも一定量の脂質を摂取することを心がけ、油の種類に注意して摂りましょう。
具体的には、飽和脂肪酸を多く含むマーガリンやラード、お肉の脂肪は避けて、不飽和脂肪酸を多く含むなたね油、オリーブ油、お魚の脂肪を摂るようにしましょう。

炭水化物

炭水化物を多く含む主食を食べる時は、玄米や全粒粉のパン、蕎麦などを選ぶようにしましょう。
白米や小麦粉のパン等の加工（精白）された食材では、ビタミン・ミネラル豊富な胚芽を取り除いている上、食物繊維が豊富な外皮も取り除いているためGI値も高くなっています。GI値とは体内の血糖値上昇速度の目安となる数値のことで、この数値が高いと食材を食べた際に血糖値が急上昇するため、組織内が糖質過剰となり、脂肪の合成が促されてしまいます。
それに対して、玄米や蕎麦等の精白されていない食材は多くのビタミン・ミネラルを含み、GI値も低いため脂肪の合成が促されにくいのでダイエットにとても適した炭水化物といえます。

今回は3大栄養素を中心にお話をしましたが、ビタミンやミネラル補給の為に、上記に加えて野菜や海草もしっか摂るようにしてくださいね。
お肉なら塊で、お米や小麦などは精白されないブラウンなものなど、素材そのままでなるべく加工されていない食材を選び、健康的なダイエットを実施しましょう！

著者

加治　康武 (フィットネスモデル／パーソナルトレーナー)

フリーのパーソナルトレーナー・スタジオインストラクターとして都内等で活動し、クライアントは一般からモデル・芸能関係など多数。自身もフィットネスモデルやコンテスト選手として活躍し、WBC KOREA 2014 マッスルモデル部門4位入賞、昨年はベストボディ日本大会3位、神奈川ボディビルオープン2位等の成績を持つ、フィットネスモデルチームJFG所属。これらの経験を生かし、効果的なトレーニングと、身体を健康的に美しく引き締める食事法を合わせた健康美メソッドを提唱している。加治康武オフィシャルブログ心カラ

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