世界中の台所を訪れて現地の人と料理をする台所探検家・岡根谷実里さん。そんな彼女が今回注目するのは、ムシムシした今の時期にぴったりの「冷たいおやつ」。クックパッドに集まった世界各国のレシピからご紹介します。
蒸し暑い日が増えてきました。家にじっとしているとなおさら暑く感じられて、冷たいものがほしくなります。
例年ならば、同僚と「コンビニにアイス買いにいこう」となるのですが、今年は在宅ワーク。せっかくだから、世界各地で出会った「冷たいおやつ」を作ってみることにしました!
とはいっても、冷たいおやつのレパートリーがない! 海外の家庭に滞在している時も、屋台やお店で買うことが多いんですよね…いろいろと食べたことはあるのですが、実は作り方がわかりません。そして、難しい材料はそろえたくない。
そこでクックパッドを探してみたら、家にある材料でできる簡単なレシピが見つかりました!
1. 高い材料や入手困難な材料を使わない
2. 少ない材料で作れる
3. 本場らしさがある
4. 失敗しにくい
インドの夏は40度近くにもなります。そんな炎天下でリアカー引いたおじさんがアイスを売りに来るのですが、それでも溶けないのがクルフィ。
こちらのレシピにしたがって、ひたすら牛乳を煮詰めたら、シャリシャリ濃厚なアイスができました!
練乳をつかうレシピもあるのですが、こちらは主材料が牛乳と砂糖だけとシンプルなのがうれしいです。
ベトナムで屋台を通りかかると必ず食べたくなるのが、果物や甘く煮た豆やゼリーがたっぷりはいったチェー。いろんな具材が並んでいるから、つい目が惹かれてうきうきしてしまうのです。
屋台ではれんこんや緑豆を甘く煮たものなどたくさんの具材があって、揃えるのが大変だなあと思っていたのですが、フルーツ缶やあずき缶を使って簡単にできちゃいます!
こちらのレシピには、具のバリエーションやかき氷風アレンジについても紹介されています。
イタリアのスイーツといえば、ジェラートを想像する方も多いのではないでしょうか。暑い日に歩きながら食べるジェラートは、最高です。
でも本当に暑くてぐったりのときは、もっとさっぱりした物が食べたくなるもの。こちらの方のレモングラニータは、さっぱりしてとっても爽やか!レモンと水と砂糖だけで作れる手軽さも、おうちで作るのにぴったりです。
ヨーロッパでも中東でも南米でも、世界中どこに行ってもあるのが、お米をミルクと砂糖で煮た甘いデザート。最初見たときはちょっとびっくりしましたが、やさしい味わいにハマってしまいました。暑い日は冷やして、冷房で身体が冷えている時は温かいままで。甘酒のように、温でも冷でも楽しめます。
主材料がお米だから、思い立ったらすぐできるのも魅力ですね。
いかがでしたか? いつもの材料でも使い方をちょっと変えるだけなので、意外と簡単にチャレンジできますよ。おうちで旅気分を味わって、気分転換してみてくださいね♪
台所探検家。世界各地の家庭の台所を訪れ、世界中の人と一緒に料理をしている。これまで訪れた国は60カ国以上。料理から見える社会や文化、歴史、風土を伝えている。
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