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コラム

【Twitterで話題】眠れない夜もあっただろう!「筋肉くまパン」の誕生秘話とは?

【Twitterでバズったごはん Vol.3】市販品などを上手に使い、ササッと作れておいしいレシピが日々投稿されているTwitter。その中から、とくに話題を集めたレシピや便利な料理の知恵を、編集部がピックアップしてお届けします。

キレてる!仕上がってる!「筋肉くまパン」の魅力に迫る

Twitterでバズった料理に関するツイートに注目し、多くの人の心を鷲掴みにしたヒミツを解き明かしていく連載が始まりました。第3回目に注目したのは「筋肉くまパン」です! ツイート主のブレッドアーティストRanさんに、さっそくお話を伺いました。

ついにカプセルトイのおもちゃになるほど大人気!

−−まずはバレンタインver.の元になった「筋肉くまパン」の誕生のきっかけを教えてください。

Ranさん:普通のちぎりパンを作っていたら筋肉に見えてきたので「それを生かしたパンが作れないかな?」と思って、以前に作っていた抱っこくまパンと組み合わせて作りました。

−−とってもリアルな筋肉がさらに輝いている「バレンタインバージョン」は、どのように思いついたのでしょうか?

Ranさん:バレンタインが近いので「チョコを使った菓子パンのような筋肉くまパンができないかな?」と考えました。過去に、パン生地をココア風味にしたり、中にチョコを入れたりしたことはあったので「それ以外のやり方で何かできないかな?」と思っていたところ、全体をチョコレートでコーティングすることを思いつきました。

−−実際にはどのような食感や味わいですか?

Ranさん:銀チョコロールやチョコバットのような味わいです。子どもたちにも大好評でした。

−−バズったことでどのような反応がありましたか?

Ranさん:ウェブメディアを中心に多くの取材依頼を頂きました。また、「筋肉くまパン」は依頼を頂き、カプセルトイのおもちゃとして商品化されました。

「眠れない夜もあっただろう!」と思わずボディビルの掛け声を叫びたくなる、筋肉くまパン。ふと思いついた閃きが、やがてカプセルトイのおもちゃにもなりました。そして日本だけでなく海外にもファンがいるほどの人気を誇っています。ぜひご自宅でも筋肉もりもりのくまパンを作ってみて、口いっぱいにおいしい筋肉を頬張ってみませんか?

(TEXT:八幡啓司)

Ranさん
ブレッドアーティスト。パン教室「konel」主宰。切ると絵が出るパン 『イラストパン』考案者。著書に『しあわせのイラストパン』『イラストパンレシピBOOK』。可愛らしく個性的な世界観を発表し続け、国内外の多くのファンに支持されている。

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