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コラム

いつまでも若々しい人はコレ食べてる!医師がすすめる“元気のベース”になる食べ物

「なぜか、朝起きたときが一番疲れている」「体がだるくて何もしたくない」こんな症状が続いていませんか?年齢のせいだから疲れるのはしょうがない、なんてあきらめている人も多いのでは。でも実際は、年齢なんて関係なく、80歳でも疲れ知らずの元気な人もいます。そこで今回は、統合医療・栄養療法医師である御川安仁氏による著書『1日1杯疲れのおそうじスープ』(アスコム)から、あなたの疲れをとり除く方法を少しだけお届けします。

疲れをとり除くポイントはミトコンドリアにあった!

疲れの逆、元気のベースは細胞にあります。人間には37兆個ともいわれる細胞がありますが、この細胞のひとつひとつが元気だと、体は元気な状態になります。一方で細胞に元気がないと、疲れている状態になります。それなら、細胞を元気にできたらいいということです。

その重要なポイントになるのがミトコンドリアです。

ミトコンドリアは、細胞の中にある、まさに細胞を元気にする源です。ミトコンドリアの数が多く元気だと、細胞が元気になり、体も元気になります。長時間回遊し続けるマグロや、飛び続ける渡り鳥の筋肉には、ミトコンドリアが豊富にあります。

体のエネルギーをつくり出すミトコンドリアは、年齢とともに量や質が低下し、それに対応して活動エネルギーの減少や不調が生まれます。その結果として疲れが表れるようになります。

しかし、ミトコンドリアの数の減少や機能低下は、年齢だけではなく、不規則な食生活やストレスなどさまざまな影響からも起こります。年齢を重ねてもパワフルで元気な人もいれば、若くても疲れている人もいます。生まれつきの体質もあると思いますが、食事や飲酒、喫煙、睡眠などの生活習慣が、ミトコンドリアの状態に大きく影響しているものと考えられます。

では、どうやってミトコンドリアを元気にし、ミトコンドリアの数を増やすか? 一番おすすめの方法は「食事」です。

ミトコンドリアを活性化させる「疲れのおそうじスープ」

ミトコンドリアを増やして活性化するには、何より食事が大切です。ミトコンドリアがエネルギー工場ならば、食べ物は工場を動かす燃料や原料になるものです。

とはいえ、元気になろうとして体によさそうなものをやみくもに食べても、ただ胃腸が疲れてしまうだけということになりかねません。

ミトコンドリアを活性化するため、略して「ミト活」をするためには、重要な役割を果たしている栄養素を意識してとることが効率のよい食事といえます。

そう考えて行き着いたのが、「疲れのおそうじスープ」です。

このスープなら、わずかな食材でミトコンドリアの活性化に必要な栄養素をたっぷりとることができるのです。年齢を重ねるにつれて、次第に消化する力が弱まり、食欲も落ちていきます。量はたくさん食べられないので、効率よく必要な栄養素をしっかりとることが大切です。

ですから、疲れのおそうじスープのように、「ミト活」に必要な栄養素をピンポイントでしっかり含み、消化によく、体力も養えて、手軽に食べられる食事が理想的なのです。

「疲れのおそうじスープ」には、
ミトコンドリアを元気にする栄養がぎっしり8種類も!

コエンザイムQ10
ミトコンドリア内でのエネルギー源産生の中心的役割を果たします。抗酸化作用やアンチエイジング効果も期待されています。

EPA/DHA(オメガ3脂肪酸)
EPAは血液サラサラや抗炎症を、DHAは目と脳の機能をサポート。ともにミトコンドリアの機能を高めます。

マグネシウム
ミトコンドリアがエネルギー源をつくる際の働きをサポート。自律神経の安定と血圧・血糖値の改善、骨の強化にも貢献します。

たんぱく質
細胞や筋肉をつくる主要な成分で、ミトコンドリアがよく働くためのベースとなる、元気な体づくりに欠かせない栄養素です。

抗酸化物質
野菜に含まれるイソチオシアネートやきのこのβ- グルカンなど。毒出しをうながしてミトコンドリアの活性化を助けます。

亜鉛
ミトコンドリアがつくったエネルギー源をエネルギー化する際に使われます。発生した活性酸素を除去する働きにも関与。

ビタミンB群
たんぱく質、糖質、脂質の代謝をうながします。ミトコンドリアのエネルギー源づくりのシステムで潤滑油的な役割も果たします。

PQQ
ミトコンドリアの数を増やしたり、大きくしたりする働きがあります。コエンザイムQ10とともに働くと認知機能の改善にも。

完成までたったの10分!基本の「疲れのおそうじスープ」

10杯分を一度に作って、あとは冷凍保存しておくだけ。一度作っておけば、毎日お湯を注ぐだけだから簡単で続けやすいスープです。

毎日必ず1杯。1日3杯飲んでもOKです。いつ飲んでもかまいませんが、1日のエネルギーを補いたいなら朝、日中眠くなったりイライラしたりするなら食間、寝ている間に疲れをとりたいなら夜に飲むのがおすすめ。最低2週間は続けてみてください。

▼材料/10杯分 ※1杯あたり75〜80g程度
サバ缶...1 缶(190g)
大根...300g
まいたけ...1 パック(約 80g
蒸し大豆...100g
A
∟しょうゆ...30g
∟みそ...50g
∟酢...小さじ 2

▼スープのもとの作り方
1.大根をおろし器ですりおろす。大根のおろし汁は全て使う。

2.まいたけはみじん切りにし、 電子レンジ(600w)で2分ほど加熱する。

3.蒸し大豆を保存袋に入れて手のひらでつぶし、1、2とサバ缶、 Aを加えてよくもみこむ。サバ缶は汁ごと入れる。

4.保存袋の中身を平らにして、冷凍保存する。

▼スープのもとの使い方
1.冷凍保存したスープのもとを割って、75〜80g分を器に入れる。

2.100mlのお湯を注ぐ。

本文は『1日1杯疲れのおそうじスープ』(アスコム)より一部抜粋・編集しています。

メイン画像提供:Adobe Stock

書籍紹介

『1日1杯疲れのおそうじスープ』(アスコム)
●あなたのその疲れには、真犯人がいる!
●疲れの正体を知り、味方にすれば疲れない体質になる!
●1杯のスープに「7つの食材パワー」を凝縮!

「朝起きたときが一番疲れている…」「体がだるくて何もしたくない…」「立っているのもつらい…」こんな疲れは、年のせいだと決めつけていませんか?本書では、しつこい疲れを1杯のスープで解決します。

実は、疲れのカギを握っているのは細胞の中にある「ミトコンドリア」というもの。ミトコンドリアは、私たちの体のエネルギー源でミトコンドリアが元気なら、体も元気になります。

ところが――。

ミトコンドリアは、年齢とともに数も、質も低下してしまうのです。でも、安心してください。ミトコンドリアは、食事で元気にできるからです!

自らも慢性疲労に苦しんだ栄養療法の名医が、経験と医学的知見、そしてミトコンドリアを元気にする栄養を1杯に凝縮したのが、「疲れのおそうじスープ」。スーパーで手に入る7つの食材を組み合わせるだけで細胞レベルから疲れを取るスペシャルなスープのできあがり!おいしさもお墨付きです。

飲んでいるうちに、「あれ? この頃、あまり疲れないな」「眠りが深くなったな」「階段を楽々上がれるようになった」と感じられるはず。

1日1杯のスープ習慣で「疲れない体」を手に入れましょう!

※本書は、2022年1月に弊社より刊行された『体が勝手に元気になる だる消しスープ』を改題し、加筆・修正したものです。

著者紹介

御川 安仁(みかわ やすひと)
ナチュラルアート クリニック(東京都・四ツ谷)院長、統合医療・栄養療法医師、医学博士。岡山大学医学部卒業後、緊急時に対応できる医師になると決意し、災害医療に対応できる科であった岡山大学麻酔・蘇生学教室に入局。東日本大震災では、災害派遣医療チーム(DMAT)のチームリーダーとして出動。国立国際医療研究センター救急部臨床研修指導医、川口市立医療センター救命救急センター医長、愛宕病院ER救急蘇生センター長などを歴任。2005年より「病気にならないようにする、できるだけ薬を使わずに治療する」ために補完代替医療を学び、2015年に開院。「自己回復力」を高め、病気にならない体をつくるための医療を続けている。自身の慢性疲労を栄養療法で治した経験から「疲れのおそうじスープ」を考案。著書に『疲れがとれない原因は副腎が9割』(フォレスト出版)がある。

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