猛暑におすすめ！今話題の「フルーツコーヒー」、編集部がダイソー商品で作ってみた

台湾・台南エリアで流行中の「フルーツコーヒー」。コーヒーにフルーツの果汁や果肉を加えることで、フルーツの爽やかな甘さとコーヒーの風味を同時に楽しめます。

普段、ブラックではたくさん飲む編集部のN。フルーツコーヒーを作ってみたいけど、コーヒーとフルーツの組み合わせはなんだか少し難しそう。そこでコーヒーのスペシャリストであるUCCコーヒーアカデミー講師の土井 克朗さんにポイントをお聞きしました。

土井さんによると、「ベースとなるコーヒーの味わい、焙煎度合いによって、組み合わせるフルーツを選ぶと成功しやすいです。」とのこと。コーヒーとフルーツを「同調」させることで、互いの素材に本来備わっていた風味がさらに引き立ったり、隠れた風味を引き出してくれるそうですよ。

フレッシュなフルーツで作る前にまずは手軽にチャレンジできるといいなと思い、Nが大好きなダイソーをパトロール。するとドライフルーツを見つけました。これなら種類が豊富で漬け込むのも楽しそうと思いお買い上げ。

作り方はとっても簡単。好きなドライフルーツをボトルに入れて、好みのアイスコーヒーを注ぐだけです。今回はみかんに合わせて柑橘の香りのする酸味があるコーヒーを選びました。

4時間ほど漬け込んで味見したところ、ほんのり柑橘の香りと甘みが出ていました。一晩漬け込むとしっかりと香りと味が出るだけでなく、コーヒーとうまく合わさってまろやかな味わいに。すっきりとした味わいで、ゴクゴク飲めそうです。

そのまま飲むと爽やかな柑橘のフルーツコーヒーですが、オレンジジュースをミックスしてみました。

より果汁感が増して、もはや普段のコーヒーとは別の飲み物の感覚です。

せっかくなら、とびきりおいしいフルーツコーヒーを作ってみたい！と思い、旬のフルーツ「桃」を用意しました。合わせるコーヒーにもこだわってカプセル式のコーヒーマシン「ドリップポッド」を使用。

カプセルは桃に合わせて、多種多様なフルーツフレーバーが織りなす風味豊かな味わいが特徴の「サマーブレンド2024」を選び、アイスコーヒーを抽出。すでにいい香りが漂っています。

フルーツの果肉とコーヒーをつなぐ役目として桃のゼリーを用意しました。こちらもダイソーで買ったものです。

グラスの底に桃のゼリーとガムシロップを入れて混ぜます。その上にカットした桃、続けてアイスコーヒーを注ぎます。

ほんのり淡い色が涼やかなフルーツコーヒーの完成！一口飲んでみると、ほのかに桃の香りと味わいがするとても飲みやすいアイスコーヒーに仕上がっています。

さらに桃の果肉をかむとジュワッ〜っと芳醇な甘みが広がります。桃の甘みが良いアクセントになるので、固めの桃より柔らかい桃の方がおすすめ。熟れ過ぎた桃の果肉を使っても良さそうです！

コーヒーに負けないぐらい桃の甘みがしっかりと感じられるので、ミルク感を足しても相性が良さそうだなとひらめきました。そこで家にあったバニラアイスをフルーツコーヒーにのせてみます。

バニアイスを添えるとあっさりしていたフルーツコーヒーがクリーミーに変身！つるんとしたゼリーの食感とミルキーなコーヒー、桃の果汁が合わさって、まるでパフェのようなリッチな味わいです。控えめに言って最高です。

普段はコクや苦味が強めのブラックコーヒーを好んで飲んでいるNですが、フルーツコーヒーは思わずコーヒーということを忘れるぐらいスッキリとして飲みやすく、夏にぴったりなドリンクでした。

今までにない味わいのフルーツコーヒーは、コーヒー好きの人はもちろん、むしろコーヒーが苦手という人にこそ飲んでみてもらいたいです。

今回、フルーツコーヒーについて教えてくれたUCC上島珈琲が期間限定で東京・表参道にコーヒー専門店「ひみつのドリップ」をオープン中。フルーツコーヒー含む26種類ものアイスコーヒーが1杯80円から楽しめます。土井さん考案のフルーツコーヒーも飲めますので、ぜひ行ってみてくださいね。

「ひみつのドリップ」開催情報
開催期間：〜2024年8月12日（月・祝）
営業時間：11:00〜19:00（ラストオーダーは18:30）
場所：Rand表参道（渋谷区神宮前4-24-3 神宮前 COURT-C 1F）