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キリスト教で重要とされる行事は、クリスマスと「イースター」。クリスマスとともに、キリスト教徒にとっては最大の祝日がイースターなのです。クリスマスは日本でももうすっかり浸透し、イベントとして盛り上がっていますが、イースターは日本人にとってはちょっとなじみがないかも?でも、今年はディズニーランドでイースターイベントが行われたり、クリスピークリームドーナツからイースター限定のドーナツが販売されるなど、じわじわ盛り上がりそうな予感! 一体どんなイベントなの?由来はなに?2015年はいつなの?色々気になるイースター事情を調べてみましたよ!
イースターは復活祭のこと。十字架につけられて死んだイエス・キリストが三日目によみがえり、復活したことを記念する日なのです。キリスト教の教会暦のなかでも最古の行事で、使途の時代から、すでに行われていたそう。
クリスマスに飾る物がツリーなら、イースターで準備するのは「イースターエッグ」。伝統的に、生命や復活の象徴として、卵がモチーフとして使われたのではないかと言われています。また、卵と同じくモチーフとして出てくるのがウサギ。子だくさんなことから、こちらも生命の象徴としてシンボルとされています。
それぞれの家庭では、カラフルに彩った卵を家に飾ったり、子どものいる家庭では、庭に卵を隠してみんなで探す「エッグハント」や、丘の上から卵を転がす「エッグロール」という遊びをして盛り上がるそう。 あとは、家族でゆで卵を食べたり、家族や友人などで卵やウサギの形のチョコレートや、中にプレゼントを入れたチョコレート卵を交換し合ったりする風習がありました。
イースターの日程は、毎年違います。毎年のイースターの決め方は、春分を割り出し、その春分の後の最初の満月の日を探します。その満月の後の最初の日曜日がその年のイースターとされています。計算すると、2015年のイースターは4月5日でした。
まだまだ日本ではなじみのないイベントですが、これからは外食産業、レジャー産業で盛り上がった後、家庭で祝う文化になるかもしれません。去年までは何もしなかったけど、今年は卵を使ったメニューを作ってみるなど、ちょっとしたことからイースターを楽しんでみませんか?
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