【Twitterでバズったごはん Vol.51】市販品などを上手に使い、ササッと作れておいしいレシピが日々投稿されているTwitter。その中から、とくに話題を集めたレシピや便利な料理の知恵を、編集部がピックアップしてお届けします。
Twitterでバズった料理に関するツイートに注目し、多くの人の心を鷲掴みにしたヒミツを解き明かしていく連載をお届けします。第51回目に注目したのは「餅で簡単おこわ」です。今回、ご飯を炊くときに「餅」も入れて「おこわ」を作るレシピをツイートされたのは、全国農業協同組合連合会(JA全農)の広報担当者さん。
1.1.5合〜2合の米を研いで、炊飯器の釜に入れる
2.適量の水を注いだら、「切り餅」1枚を入れるのが今回のポイント!
3.醤油大さじ1、みりん小さじ1、塩少々で味付けする
4.にんじん1/3、油揚げ半分、豚こま50gを加えて炊く
5.炊きあがったら、溶けている餅を全体に混ぜれば、おいしいおこわのできあがり!
こちらのレシピが多くの人に注目されて、9.1万いいね(2022年2月6日現在)がつくほど話題になりました。では、ツイート主の広報担当者さんに詳細を伺ってみます!
皆さまへご報告です。お餅をいれて炊き込みご飯を作ると、おこわになります。浸漬したお米に調味料、規定量までのお水を入れて混ぜ、切り餅、具を載せて炊飯します。炊けたら全体を混ぜて完成です。文字数の関係で画像に補足を書きました。ぜひお餅でおこわを試してくださいませ。
— 全農広報部【公式】日本の食を味わう (@zennohfood) February 1, 2022
パワー
全農広報部 pic.twitter.com/YD6FvdNvVX
−−餅を入れるおこわの作り方は、どのように思いつきましたか?
広報担当者さん:弊会のお米の部署が持っていた知恵です。その部署がお米の消費拡大のために運営している「ライスライダー」というTwitterアカウントがあるのですが、そのアカウントでも以前に発信しています。
−−おいしく作るためのコツはありますか?
広報担当者さん:おこわ風だから、というわけではなく、こうした具材を入れて炊く場合は、お米はしっかりと30分以上水につけて、十分に吸水させると失敗が少ないと思います。
−−ツイートでご紹介されていた「にんじん」「油揚げ」「豚こま肉」以外に、オススメの具材やアレンジ方法はありますか?
広報担当者さん:お赤飯、栗おこわ、その他炊き込みご飯の定番具材であれば何でもおいしいと思います。おにぎりにしても、おいしくいただけます。
−−おにぎりにして冷凍しておけば、いつでもおいしく楽しめますね。実際にはどのような味わいでしたか?
広報担当者さん:もちもちとして、食べ応えがありました。
−−最後に、バズったことでどのような反響がありましたか?
広報担当者さん:実際に作ってみた、という投稿を多く拝見して感激しました。今後も、お米やお餅をおいしく、たくさん召し上がっていただけたらうれしいです。
もち米がなくても、家にある餅で作れる簡単おこわ。余っている野菜も活用できるので、その日の気分で味わいをアレンジできますね。ぜひツイート先を覗いてみて、今回のおこわのほかにも、野菜などおいしい食材を使ったレシピを試してみませんか?
(TEXT:八幡啓司)
全農広報部
全国農業協同組合連合会 広報部の略。農畜産物の販売や生産資材の供給といった経済事業を担う組織。経済事業を通じて生産者と消費者を結び、産地や地域社会の活性化、環境の保全に取り組んでいる。Twitterでは「ごはんがちょっと楽しくなること」を目指し、国産農畜産物に関する情報をツイート中。