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コラム

義理チョコの行方はいかに⁉︎秘書が語る「オフィスバレンタイン」事情

最近のバレンタインのトレンドは?

まもなくバレンタイン。ここ数年は「自分へのご褒美」として高級チョコを買う人や、好きなアイドルやキャラクターをイメージした「推しチョコ」で盛り上がる人が増えていますね。
クックパッドニュースがTwitter上でとったアンケートでも、半数以上の人が「自分」のためにチョコレートを買うと答えています。

オフィスでの「義理チョコ」渡すべき?

一方で「義理チョコ」は年々減少傾向にあると言いますが、そうは言っても仕事関係であれば、義理チョコを慣例として渡した方がいいのか?すっぱりとやめた方がいいのか気になるところ。

そこで今回は部下を500人ほど抱えている上司の秘書をしているNさんに、オフィスのバレンタインの裏側についてお聞きしました。

秘書に聞いたオフィスの「義理チョコ」の裏側!

ー上司の方はどれぐらいのチョコレートをもらっているんでしょうか?
毎年バレンタイン間近になると同じオフィスはもちろん、全国の営業所から多いときは50個近くのチョコレートが届いていました。

大変なのは「どなたから贈られたものなのか」をきちんと把握すること。宅急便で届いたものは送り状を見ればわかりますが、デスクに直接置かれたものだと、どなたからかわからない場合もあります。

なのでバレンタイン当日が平日の場合は自分のデスクに張り付いて、気にしない素ぶりで仕事をしながら上司のデスクに誰かがチョコレートを置いていかないか、そっと見守っていました。(笑)

ー上司の恋路をそっと見守っているのですね!

いえいえ、ホワイトデーに漏れなくお返しをするためです。もちろんお返しを購入する代金は上司のポケットマネーですが、お気持ちをいただいた方、全員にきちんとお返ししないといけないですからね。 クライアント含め、仕事での潤滑な人間関係構築のため、秘書としてサポートさせていただいています。

バレンタインリストは翌年以降、お返しが被らないようにするためにも有効だそう

上司がいただいたチョコレートはその日、持ち帰るまでに写真を撮って全てリスト化。 ホワイトデーのお返しのために部署単位でいただいたものは、その部署の人数を把握したり、市場価格を調べます。お返しの際は、いただいた物と同等かそれ以上の物を、必ず部署の人数を上回る入り数のお菓子で探しています。

リモートワークで変容する「義理チョコ」のあり方

ーここ数年でオフィスでのバレンタインに変化はありましたか?

リモート勤務が増えたこともあり、そもそもチョコレートを渡すタイミングがないため、めっきりチョコレートをいただく数は減りました。 オフィスの慣例的に続いていた部分もあったので、こういった形で双方の負担が減ったのは良かったのではないでしょうか。

以前はあえてバレンタイン前に「図々しいですが…」と前置きした上で、いつもチョコレートをくださるみなさんにお断りのメールを入れたこともあります。「上司はダイエットに励んでいるため、甘いものは控えております。バレンタインチョコレートはお気持ちだけ受け取らせていただきますね」と少々不躾な内容でしたが。

それでもお煎餅や、ダイエット食品など、何かしら贈ってくださる方もいましたよ。 もうここまで考えてくださると、上司は愛されているなと感じますね。

「義理チョコ」を渡すのか迷ったら…

ー世間では「義理チョコを渡すかどうか」決めかねている人もいるようです。何かアドバイスはありますか?

お渡ししたい相手のタイプにもよるのではないでしょうか?私の上司は「相手に気を遣わせること」を懸念して、できればお断りしたいというタイプの方です。 でも中には「バレンタインチョコをもらうのがお好きな方」がいるのも事実です。そういう方でしたら、日頃の感謝のお気持ちをチョコレートという形でお渡しするのもよいのではないでしょうか?

感謝の伝え方は相手が喜ぶ方法が一番!

どちらのタイプか迷われたら、ぜひ秘書やその人のことをよく知っている方にこっそりと聞いてみてください。私もお断りメールをした後に「本当に用意しなくていいんですか?」と何度も確認された経験があります。

ある程度の役職に就いている方だと会食などの機会も多く、日頃の食事は節制されている方も多いはずです。必ずしも甘いチョコレートをお渡しすることだけが、感謝やお世話になっている気持ちを伝える手段ではないと思いますので、違った伝え方でも良いかと思いますよ。

もちろん、本気の気持ちが詰まったチョコレートは秘書の目を通さず、そっとご本人の懐に入っているんじゃないでしょうか。

「義理チョコ」を渡すと喜ぶ相手がどうかを見極める

上司を支える秘書の方から見た、オフィスのバレンタイン事情。 驚いたことにチョコレートをもらう上司側も、色々と配慮することがあったんですね。今回、秘書のNさんから教わったのは「相手の真意を見極める」ということ。

みなさんもバレンタインデーをご自身や大切な人、お世話になっている人など、日頃の感謝や労いを伝える一つのきっかけにしてくださいね。

画像提供:Adobe Stock

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