1、表面の宛名の下には、「行」と記されておりますので、「行」を二重線で消し、「様」と書き入れる。
2、欠席する場合には、「御出席」と御欠席の「御」を二重線で消し、「欠席」を○で囲み、欠席の下に「させていただきます」と書き入れる。
3、余白に「おめでとうございます」というお祝いの言葉を記し、「あいにく所用のため欠席させていただきます」などと一言加えると丁寧な返信になります。
4、御住所は「御」を、御芳名は「御芳」までを二重線で消し、住所と名前を書き入れます。
上級者テクニックとしては、二重線で消すところに寿の字を書き入れることをおすすめします。祝福している気持ちが伝わる心のこもった返信の仕方といえるでしょう。
欠席の理由は、一般的には「所用により」などと記しますが、仕事の場合「海外に出張のため」などと具体的に書いても失礼ではありません。ただし、身内の不幸や法要などで欠席する場合には、「よんどころない事情により」などと濁して書きます。おめでたい席に対しての配慮からです。
駿台トラベル&ホテル専門学校ブライダル学科長として、ブライダル関連、接遇マナーの授業を担当。著書に『敬語「そのまま使える」ハンドブック』、『そのマナー、どっちが正解?』(三笠書房)などがある。現役婚礼司会者としても活動中。
駿台グループの教育精神「愛情教育」をベースに、観光業界に必要なマインド&スキルを備えた人材を育成。就職のためではなくワンランク上の、就職してからも役立つ力をつける。それがスンダイの目標です。教員は業界の第一線で活躍中のエキスパート。仕事現場の視点からの授業は迫力が十分。基礎力から専門知識・専門技術まで「本物の実力」を身に付けられるスンダイ独自の授業です。 駿台トラベル&ホテル専門学校HPはこちら