最近の日本のおうちごはんブームは、ニューヨークやロサンゼルスなどアメリカの都市のブームの影響を大きく受けています。そこで、ニューヨーク在住のクックパッドニュースライターが、ニューヨーク最新食事情をお届けします!
「グリルドチーズ」とは、スライスしたパンの間にチーズをはさみ、バターをぬって両面をこんがりと焼いたホットサンドのこと。「グリルドチーズサンドイッチ」と呼ばれることもあります。クラシックなものは、安価な、いわゆる”アメリカンチーズ”を使いますが、最近では、ゴーダチーズやグリュイエールチーズなど、こだわりのチーズを使ったり、具材もトマトやベーコン、アボカドなどをはさんだりと、年々進化しています。中には、いちごやチョコレートをはさんだ、おやつ系グリルドチーズも。
その歴史は古く、スライスパンとチーズが、庶民でも安く簡単に手に入るようになった1920年代に、今のかたちが誕生したと言われています。
毎年、4月12日を"グリルドチーズの日”、さらに、4月の1ヶ月間を"グリルドチーズの月"とするほど、アメリカ人みんなが愛する国民食なんですよ。