今日は「豚(2)」「丼(10)」の語呂合わせから、北海道の食品メーカーが制定した記念日です。約90年にも及ぶ北海道と豚丼の関係。あなたはご存じですか?
ご当地名物にキャラクターあり!のいまのニッポン。今日が記念日の「豚丼」にも、やっぱりいてくれました!
その名は【ぶたどんまん】♪ 2012年8月生まれの1歳で、身長2メートル、体重120キロというビッグサイズの男の子(たぶん)。まだ幼い【ぶたどんまん】ですが、実は立派な“北海道職員”!非常勤職員として〈豚丼をはじめとする十勝の食と観光のPR〉をお仕事としているそうです。
ではなぜ【ぶたどんまん】が十勝生まれかというと、現在みなさんが親しんでいる甘辛味の「豚丼」は、十勝地方の中心地である帯広市の大衆食堂で作られたのが始まりだから。北海道開拓の一環として、十勝地方では明治時代から養豚が行われていて、開拓の重労働を担う人たちのために〈栄養があって食べやすい庶民食〉として昭和初期に「豚丼」が開発され、その味がいまに続いているのです。なかなか熱~い歴史があるんですね!
熱~い!といえば、いま極寒のソチで熱戦が繰り広げられているオリンピック。競技を見ていると、メダルに届くかどうかという結果以上に、選手それぞれのベストパフォーマンス、持てる力を発揮できればいいなあと思ってしまいます。それには予選から決勝までの体調管理がやっぱり重要。「豚丼」はそんなアスリートに頼もしい栄養の宝庫なんです!
まず豚肉に含まれている〈タンパク質〉は、“筋肉を作る原料”ともいえるもの。さらに牛肉の10倍以上含まれている〈ビタミンB〉は、糖分をエネルギーに変え、寒さの中の体温維持にも役立ち、集中力を保つ効果もあります。そして〈炭水化物〉であるご飯は、体を動かすエンジン。ソチの選手村に「豚丼」があることを願わずにはいられません!
ソチオリンピック最終日の23日は、東京マラソンの開催日。出場するランナーのみなさんも当日までの体調管理に、ぜひ「豚丼」を取り入れてみてください。【ぶたどんまん】もきっと発祥の地から、応援していますよ。(TEXT:大河原裕美)
ホームページ内で【ぶたどんまん】の活動をチェックできるほか、「ぬりえ」や「壁紙」も入手できます!そのほか、十勝地方のグルメや観光情報へのリンクもされています。