「ギョギョうま」な食材がいっぱい！東北絶品グルメに注目～「はなまるマーケット」から～

今回、さかなクンがまず最初に訪れたのは、宮城県志津川の魚市場。2011年10月に仮設市場として開設し、今年の春の水揚げは震災前と同じ量に戻ったという南三陸町。
今年はさらに嬉しいニュースも！　震災で流されたホヤの養殖場が復活。出荷するまで3年かかるといわれるホヤが旬を迎え、今年から味わえるようになるそうです。
地元の方も大好き！三陸で有名なホヤですが、ホヤをしらない人のために少しだけおさらいを。ホヤは貝ではなく尾索（びさく）動物。見た目がパイナップルに似ているので、「海のパイナップル」と呼ばれることも。新鮮なホヤは苦味がなく、甘くて美味しい珍味として有名。でも、どうやって食べるの？と思っていたら、クックパッドにレシピがありましたよ。

次に訪れたのは、岩手県陸前高田市にある広田湾。こちらではわかめの漁に参加させてもらったさかなクン。船で沖に出ること15分。どっさりと養殖されたわかめを見て「わかめだ～」と子供のように大はしゃぎ。1日に平均2トンも水揚げされるというわかめも、震災前の８、９割ぐらいに戻ったというから嬉しいですね。
さかなクンいわく、わかめが育つと海の森になり、いろいろな生物に恵みを与えてくれるのだとか。港に戻ったら、今度は地元の方が作ってくれた、美味しいわかめ料理に舌鼓を打ったさかなクン。「ギョギョうま！」と絶賛したのは、なんと生わかめのしゃぶしゃぶ！新鮮なわかめをサッとゆでて食べるしゃぶしゃぶは、本当に美味しそう。その他にも……

さかなクンと行く！東北グルメのリポートはいかがでしたか？早速、東北の食材が食べたくなった方もいるはず。食を通して復興のお手伝いができるなら、そんなに嬉しいことはありません。ぜひ南三陸のわかめやホヤ、その他の海の幸など毎日のメニューに加えてみてくださいね。(TEXT: 黒沢るか/ライツ)