コラム

100人取材で判明！「野菜はとりたい、でも十分にとれてない」働き女子たちの野菜事情

2014年03月17日更新

#鶏肉

価格の高騰がいま大注目されていますが、それでもみんなが「とらなきゃ」と思っているのが野菜。特に働く一人暮らし女子たちは、どんなに忙しくてもなんとか野菜を摂らなきゃ！と色々工夫しているようですよ。

外食で、手作りごはんで。働き女子たちに人気の野菜の摂取方法

「野菜は摂りたい！でも十分に摂れてない」のが働き女子達の野菜事情働き女子を対象にした雑誌「Suits（スーツ）」(小学館刊）によると、いま彼女たちが注目しているものの1つに「野菜」があるといいます。

「読者に色々取材すると一人暮らしをしていると、仕事で疲れて帰ってきて食生活が貧しくなってしまうのは気持ちも寂しいし健康的もよくないからなんとかしたい…という声を聞きます。そんなときにみんなが手軽に摂取したいと思うのが野菜なんです」（Suits副編集長・能聡子さん）

Suits編集部が働き女子103名に取材＆アンケートをとったところ、ふだん野菜を摂取するよう心がけているのは7割以上。でも、野菜を十分摂取できているかというと、はいと答えたのは５割を切ってしまうという状況なんだとか。

確かに一人暮らしだと野菜を摂取するのは、結構難しい…

ちなみに、野菜を摂取するために心がけていることはというと、１位は「コンビニなどでサラダなど野菜の品を買うようにしている」。そして2位「家で野菜を使った料理を作るようにしている」、3位「野菜おかずの入ったお弁当を持っていく」という料理の手作りが続きます。外食時に野菜を極力摂るように心がけることとなるべく手作り料理をすることのダブルで心がけている様子が目に浮かびますね。

手作り野菜料理で、みんなが注目しているのが１位：サラダ　2位：パスタ　3位：ジュース。一度にたっぷり、なおかつ朝、夜など登場頻度を多くすることでとにかく野菜を摂ろうというみんなの努力がみてとれますね。

「特にレコルトやビタアントニオなどのそのままタンブラーとしても使える一人用ブレンダーが注目されたこともあって、スムージーが人気なんです」（前出：能さん）

忙しいから一度に多く野菜を摂りたい働き女子には「スムージー」が理にかなっているというわけですね。

誌面で紹介されているスムージーのレシピはこれ♪

アスパラガスの爽やかスムージー by Ｓｕｉｔｓ

アスパラガス、キウイ、リンゴ、水、はちみつ

働き女子達が摂りたい野菜ランキングにあのエスニック野菜が！

できれば多く摂りたいと考えている野菜を３つ回答してもらったところ、意外な結果が！１位は皮も剥かず、生のまま食べられる「きゅうり」、2位はなんといっても安い「もやし」。そして3位になんと「パクチー」がランクイン！　あの青臭さがむしろ「野菜を食べている！」という満足につながる点や、ちょっとした料理にトッピングするだけで香り高く味わい深くなるのが人気の秘密のようです。

働き女子達がうまく野菜を摂取するために気をつけたいことは？

そんな働き女子達にとっての人気食材「野菜」ですが、栄養の効能がわかっていても、調理に手間がかかる、買ってもなかなか使いきれないなど、毎日の生活に取り入れるには難しい点も多いですよね。そこでクックパッド管理栄養士にも聞いてみました。

「働き女子たちには、健康のためにも美容のためにもできるだけ多くの野菜を取り入れてほしいですね。外食や簡便なお惣菜を食べることも多いと思うので、腸内細菌を活性化させ、老廃物を排出する働きのある食物繊維をしっかり摂取してほしいと思います。

みなさん、サラダをよく作るということですが、いま流行の作りおきサラダの１種として人気のピクルスやマリネを作っておくのをおすすめします。キャベツやレタスなど葉野菜は外食でもコンビニのサラダでも比較的摂取しやすいので、おうちでは根菜やきのこを積極的に。これらは日持ちもするので、今日はごはんを食べなくなった！なんて日が多い人にもぴったり。コンビニのお弁当といっしょに、一人でワインを飲むときのおつまみになんていろんなシーンでも活躍してくれますよ」

３ステップで超簡単に完成♪

超簡単だいこんとにんじんのピクルス風 by チェリィちゃん

大根、にんじん、＊鷹の爪、＊酢、＊水、＊塩

きのこなら価格もカロリーも気にせず続けられます

ダイエットの味方！レンチン☆きのこマリネ by みつぞう

えのきだけ、エリンギ、●ワインビネガーまたはレモン汁、●オリーブオイル、●粒マスタード、顆粒コンソメ、ピンクペッパー・刻みパセリ

働き女子のみなさん、野菜をしっかり食べて、仕事も遊びも趣味も、そして恋も満喫してくださいね♪

取材協力

Suits編集部

Suitsは働く「堅実女子」のためのリアルマガジン。「4月号（3月17日売）では『春野菜のスムージー・サラダ・麺の簡単30レシピを徹底特集。その中ではまだ知られていない野菜や、新しい野菜の調理の工夫などもお届けしています。満足のいく量の野菜を摂ることはなかなか難しいかもしれませんが、自分の健康への関心を高めたり、料理の楽しさなどに改めて気づいたりして頂けると嬉しいです。」

2014年03月17日更新