江戸時代に夏バテの特効薬として人気だったという甘酒。夏バテ防止のほか、美容やダイエットにも◎。そんな甘酒のおいしい飲み方を管理栄養士が提案します。
甘酒で大活躍している二つの酵素はでんぷん分解酵素とタンパク質分解酵素。でんぷん分解酵素はお米のでんぷんをブドウ糖に、たんぱく質分解酵素はお米のたんぱく質をアミノ酸に分解してからだと脳へ迅速に送ります。
原料はお米と米麹(麹菌の付いたお米)とお水だけ。添加物ゼロでからだにやさしく、麹が発酵中にビタミンB1や酵素を生み出します。なんと、生み出される酵素は100種類以上!!
この栄養価の高さが夏バテ防止の「飲む点滴」と呼ばれるゆえん。デンプンやタンパク質が小さな分子のブドウ糖やアミノ酸になることで甘味とうまみも加わります。夏向け甘酒は麹で作るのがおすすめです。
白米よりもビタミンB群やミネラルが多い玄米で十穀&玄米甘酒つくってみました。雑穀も加えて歯ごたえ、食感のおもしろさをプラス!
十穀&玄米甘酒をヨーグルト割りにしてみました。ノンアルコールでからだにいい甘酒なら、子供もダイエッターもOK!ラッシーのようなすっきりしたお味で、おいしいですよ。
暑くて食欲のないときも、甘酒なら喉を通るはず。日本の伝統ドリンク「甘酒」で暑い夏を乗り切りましょう!
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