野菜の色素のβカロチンやリコピンなどには、ヒトのカラダにも効く強い抗酸化作用があります。でもこの抗酸化作用は加熱してこそ摂取できるって知っていますか?
植物は動物と違って動くことができません。太陽の強い紫外線も浴びっぱなしになると、植物も酸化してしまいます。そこで植物は自分の体を酸化から守るため、強い抗酸化力を身に付けました。この抗酸化力はヒトのカラダにも作用します。
しかし、抗酸化物質は、野菜の細胞の中にあり細胞は細胞壁という硬い壁でブロックされています。細胞を壊さないと、抗酸化作用を得ることはできないのです。包丁やミキサーではなかなか壊れません。そこで細胞を壊す方法はふたつ!
①すりつぶすようによく噛む
②加熱する
赤やオレンジ色、紫色の色素は加熱によって栄養分が失われにくい性質が有ります。というわけで、赤・オレンジ色・紫色の野菜はスープ向き♪
・赤やオレンジ色の野菜‥トマトやカボチャ、ニンジンなど
・紫色の野菜‥なすや紫キャベツ、紫イモ、ビート
かぼちゃはβカロチンが豊富。βカロチンは脂溶性なので油と一緒に調理すると体への吸収が高まります。
リコピンたっぷりトマト。トマトのうま味とベーコンのうま味の相乗効果で美味しさも栄養もアップ。
ナスの皮にはアントシアニンが。良く洗って皮ごと使いましょう。
野菜の抗酸化パワーをしっかり取り入れて、寒い季節も元気に乗り切りましょう!
「正しく食べてやせる」をテーマにした、管理栄養士の資格を持ったトレーナーが、マンツーマンで食事改善によるダイエット方法を指導するダイエットサポートサービス。
クックパッド ダイエット: https://cookpad-diet.jp/
大人気!あなたのやせない弱点がわかるダイエット診断: https://cookpad-diet.jp/shindan/